会場は江東区にある清澄庭園▼です。
ここは江戸時代の豪商・紀伊国屋文左衛門の屋敷跡とも言われているところです。
享保年間には、下総国藩主の下屋敷になり、庭園が造られたそうです。
その後、明治になり岩崎弥太郎が買い取り、社員の慰安やイギリス人を招待するための場所として、「深川親睦園」が開園したそうです。
私はシニア料金ということで、なんと70円で入園できました。
ちなみに一般の入園料は150円です。
素敵なお庭や池の向こうには、近代的なビルが見えるところです。
俳句の会場はこちらの「涼亭」でした。
お部屋は純和風の畳敷きで、周囲には広々とした廊下が作られています。
部屋の中からは、池の水面が眺められるようになっています。
室内に光が当たって、キラキラとしていました。
まずは主催者で俳句に詳しいMさんが、俳句の効能についてレクチャーしてくれました。
俳句はお金もかからず、場所も道具も不要の、究極の遊びであるとのお話でした。
その後は、参加者がそれぞれ、俳句の材料を見つけに外に出ることになりました。
この日は風が冷たくて、春とは名前だけでしたので、かなり寒かったですけどね。
向こうに見えるのは、スカイツリーです。
池には、白と黒の水鳥がたくさん泳いでいました。
私にはその様子が、オセロゲームに見えてしまいました。
芭蕉の句が書かれた石碑もありましたよ。
涼亭の裏側には、ちょっとした公園がありました。
桜の蕾を見つけました。
もうすぐ咲きそうでした。
実はこの日は、カナダから来日中の妹と姪も連れてきたのです。
彼女たちは俳句とは無縁なので、庭園を自由に散策していました。
下の写真では、遠くに、小さくその姿が見えました。
2人は、この後、両国にある江戸東京博物館や、国技館まで行ったそうです。
この日のメンバーです。
俳句の先輩たちや、歌手の方、ヨガインストラクターの方など、才能あふれる人たちが集まっていました。
手にしている冊子は「NHK俳句」のテキストですが、この番組は初心者にも分かりやすくてよい番組だそうです。
こちらがみなさんの作品です。
うるさいことを言わずに、みんなで楽しく作りました。
色紙に書いた俳句を手に持っています。
逆光でちょっと残念でした。
左が主催者のMさんと、歌手のSさん。
お世話になりました。
どうもありがとうございました。
この後、三味線の先生のお弾き初め会があったので、私にしては珍しく訪問着を着ていました。
0 件のコメント:
コメントを投稿
最近、匿名さんからのコメントが多くなってきました。確認の設定をいたしましたので、ご協力よろしくお願いいたします。
「私はロボットではありません」にチエックを入れてください。
また、スマホでご覧の方は、「ウェブバージョンに表示」とすると、コメントを入力できるような仕組みになっています。by としちゃん