私の三味線の先生が、「政韻会」のおひきぞめの会で演奏されるので、出かけてまいりました。
これは、人間国宝の今藤政太郎先生の門下生が演奏される会でした。
こういう会に行くのは初めて。
会場は四谷にある「紫山会館」▼でした。
雙葉学園の前にあるはずでしたが、なかなか見つからず、番町小学校とか有名な地域をウロウロしてしまいました。
少し遅れてしまいましたが、図々しくも最前列の正面に座ってしまいました。
こちらは、邦楽専門のホールのようで、音の響きがとても良いところでした。
出演されたのは今藤流の名取さんたちでした。
名曲を次々に演奏されていました。
どの曲もほとんどがフルバージョンで、20分、30分以上という長さでした。
曲のスタートの合図は、政太郎先生のドラでした。
楽しそうにドラを叩いていらっしゃいました。
下の写真は、政太郎先生が小鼓で参加された「藤船頌」。
こういう場面は、めったに見られないかもしれませんね。
私の先生も大活躍でした。
「多摩川」「もみぢ葉」「二人椀久」などを演奏されました。
そしてトリの「安達ケ原」ではタテを演奏。
とても熱演でした。
聴きごたえがありましたね。
最後にお楽しみがありました。
赤坂芸者・西川鯉粧さんが立方の「助六」でした。
終ってから政太郎先生を囲んで、ちょっと撮影タイム。
仲間のお弟子さんたちだけのところも、写していただきました。
充実した演奏会でした。
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この日の装い。
お祝いの演奏会なので、私には珍しく訪問着にしました。
淡い紫色に、南天の模様です。
帯は、白×シルバーの西陣織。
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