ようやく公開されたので、出かけてみました。
場所は新宿西口の高層ビル街です。
ここはかつて、安田火災が「ひまわり購入のために○○億円」ということで大いに話題になった美術館です。
私も昔に一度行ったことがありましたっけ。
Eプラスの事前予約で日時を予約して、その画面をスマホで見せて入館しました。
料金もカードで前払いしてあるので、この方が楽で良いですね。
一階の入り口にはヒマワリの造花がたっぷりと咲いていました。
今回は開館記念展ということで、「珠玉のコレクションから命の輝き・つくる喜び」というタイトルです。
エレベータに乗ってまずは5階に向かいました。
慌てて自撮りしたところ。
ゴッホと、東郷青児の両方が見られるということでしたが、それ以外に日本画や洋画も展示されていて、そちらのほうも良かったですよ。
まずは5階から。
岸田劉生の娘という岸田夏子さんの「桜花」は、淡い紫色の桜の花がぼわーっとしていてとても美しく、身にまとってみたいくらいでした。
大正から昭和にかけて活躍した山口華楊という人の絵も、自然で良かったですね。
キツネが二匹いた「幻化」がとくに気に入りました。
奥村土牛の「朝顔」はすっきりとしていて美しくて、浴衣にしたいくらいでした。
他にも東山魁夷や平山郁夫の作品もありました。
やはり日本画はいいなと思いました。
4階に降りると、そこは東郷青児のコーナーでした。
この方は、1871年~1978年まで生きたそうですが、私が子供の頃は彼の絵はよく見かけました。
とにかく東郷青児は、子ども心に素敵な絵を描く人だと思っていました。
子供の頃は、近くにある新宿余丁町小学校に通っていたそうなので、新宿とは何かとご縁がある方のようでした。
娘さんの東郷たまみさんという歌手の方も有名でしたね。
たまみさんは最近お亡くなりになったようです。
東郷青児は魅惑的な女性の絵が多く、妖精のようで可愛い女性がお好みだったのでしょうか。
「セシルカット」という、ショートヘアの女性像、現代的で良かったです。
きっと今の時代でも、イラストレーターとしても人気を得る方だと思いました。
この方は、昔、安田生命のカレンダーに挿絵を描いたのがきっかけで、保険会社と縁ができ、お亡くなりになってからはご遺族が多くの遺品を寄贈して、「東郷青児美術館」という名前まで付けられるようになったそうです。
3階まで降りましたが、最後は西洋の絵のコーナーでした。
セザンヌやルノアールなどの有名画家の絵は、写真撮影OKでした。
ゴッホのヒマワリは1枚だけ別格のように展示されていましたけど、貫禄がありましたね。
こちらは美術館の外に飾られていたポスターを写したものです。
下のゴッホ風に描いた美術館のポスター、なかなかうまくできていました。
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「一日一句」
新宿でひまわりが咲くオフィス街
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