2020年9月13日日曜日

「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」

 先日、六本木のミッドタウンにあるサントリー美術館で開催された展覧会に行ってきました。

リニューアル・オープン記念として「ART in LIFE, LIFE and BEAUTY」▼というものでした。「生活の中の美」とでも訳したらよいのでしょうか。

サントリー美術館は1961年に開館されたそうです。そして今回はリニューアルオープン記念ということでした。

日本中にある美しいものを集めた展覧会でした。それも絵画や彫刻といったものではなく、調度品や衣装、化粧道具、食器、鎧兜などが時代を越えて展示されていました。

どれも美しかったです。

まずはエレベータの中。足元には、ソーシャルディスタンスを取る指示が描かれていました。

なんとほとんどの展示品が撮影OKということで、気に入ったものをパチパチと写してきました。アットランダムに載せてみます。

まずは入り口。


最初に展示されていたのは、深見陶治という人の「空へ」という作品です。平成8年(1966年)のもの。なんとなく剣のようにも見えましたが、すっきりとしたデザインでした。


国宝 螺鈿蒔絵手箱(鎌倉時代)


蓬莱蒔絵手箱 南北朝時代(15世紀)


香合入れ


鏡台

洗面器のようなもの




重要文化財 蒔絵螺鈿西洋双六盤 (桃山時代)


髪の毛を整える人


湯上り。右の女性が手動扇風機を回しています。


鬘あれこれ。


美しい屏風


遊郭の様子が描かれています。


みんなで踊ろう。


異国趣味の世界へ。


江戸時代の三味線。胴の部分に美しい絵柄が描かれていました。


何を入れたのでしょう?


こちらは長持ちのような大きさで重たそうでした。

さまざまな時代のお宝を、まぁ、よくいろいろなものを集めたものだと思いました。日本独自のものや、海外の影響の大きいものなどいろいろありました。

よく日本は「わび・さびの文化」と言われることがありますが、日本人はけっこうキラキラしたものも好きだったのではと思いました。

この展示会は9月13日終了です。

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この日の装い。

まだ暑い日でしたので、小千谷縮です。94歳で亡くなった叔母が着ていたものです。


帯は、たしか町田の骨董市でワンコインか千円で求めた木綿の絽です。松竹梅が描かれていて、ちょっとおめでたい気分になりそうです。


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「一日一句」

 秋来たり日本の宝ここにあり



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