2020年9月18日金曜日

「ふだんきもの杏」さんのこと

吉祥寺でリサイクル着物を販売されている「ふだんきもの杏」▼さんが、今月で閉店されるというので、先日、お店に行ってきました。

1階の入り口には、いつも可愛い着物を着たお人形さんが迎えてくれます。

杏さんとは、数年前からのお付き合いになります。

最初はたしか、川崎にある古民家「ゆう」で毎月開催されるお店でお会いしたのだと思います。

たぶん、そこで初めてお会いしたころの写真です。

この時は、上の写真の左から2番目の帯を購入したのでした。

杏さんは私の娘とほぼ同じ年齢で、そのころ彼女はまだ独身でしたが、彼氏の話を嬉しそうにしていたこともありましたね。

「ギャラリーゆう」には何回もお邪魔しましたが、定期開催がなくなってしまったのは残念でした。

その後、杏さんやショップの皆さんが中心になって「きものバスケット」というイベントを開催するようになりました。

アクセサリー作家のアイコさんと一緒に。ここではおいしい料理や飲み物も人気でしたね。いろいろなワークショップにも参加したものです。

その頃、彼女は下町の方に住んでいたので、その辺りの着物散歩イベントなども主催していました。

その後、彼氏と結婚されて、吉祥寺にお店を持つようになりました。2016年12月に訪問したときの様子▼です。

当初は住居兼お店でしたが、今度は吉祥寺の駅前に専用のお店を移動されました。2018年5月にオープンした時の様子▼です。

またネットの店舗でも、着物や帯を販売していました。

若い女性が一人で着物を仕入れて販売するという頑張っている姿を見て、私は応援したい気持ちがあり、着物や帯、小物などを購入していました。

こちらの緑の単衣は、「スイカみたい」と言われましたが、大好きなものです。

中でも一番の愛用品は、杏さん手作りの両面帯です。旅行に行くときは必ず使用していたくらい、何回も着用していました。

こちらが表(羽織から作り直したモノ)の派手面。


こちらが裏(ウールのチェックです)のシックな面。

他にも着物や帯、半襟などいろいろ買わせていただきました。若向きのものでしたが、大人カワイイスタイルにはぴったりでした。

今回の記念の写真です。


杏さんの着物は、丈が短かったそうで、羽織と同じレースの裾除けをしていました。
私には真似のできないお洒落です。

こちらは杏さんに写していただいた写真です。

こんなおばあさんでも、お付き合いしていただき、ありがとうございました。

実店舗は9月末に閉店しますが、これからもネット販売は続けるとのこと。住む場所は変わっても、これからも可愛い着物を提供してくださいね。

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「一日一句」

長月や可愛い着物いつまでも


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