2020年11月20日金曜日

分倍河原歴史散歩 高安寺 その2

前回のブログ▼に、高安寺は「弁慶と関係がある」と書きました。

このお寺には、義経と弁慶が立ち寄ったようです。境内には「弁慶硯の井戸」というのがありました。

かつて、弁慶がここを訪れたとき、この井戸の水を汲んで、その水を硯に入れて、大般若経を写したという伝説があります。

お寺の境内の奥深いところに、その目印がありました。


そこから草深い道を下って行くと、何やら井戸のようなものが見えました。これを見たくて、分倍河原まで来たのでした。

もう少し近くまで行ってみようかと思いましたが、足が滑りそうでした。もしここでこけても、誰にも気づかれずに一晩動けなかったら困ると思って、適当な場所で引き揚げました。

実は、分倍河原駅からこのお寺までの坂の名前も「弁慶坂」でした。とても緩やかな坂で、坂とは気づかないほどでした。 

お寺には立派な観音堂もありました。観音とは「観世音菩薩」のことで、慈悲深い仏様だそうです。

こういう旗がたくさん並んで立っていました。


風車を持ったお地蔵さまもずらりと並んでいました。風車が風に揺られてクルクルと廻っていて、とてもきれいでした。

境内はイチョウがとてもきれいで、独り占めしてしまいました。


山茶花もきれいでしたよ。


高安寺は、山門、本堂、観音堂など立派な建物が多く、曹洞宗の力を感じました。

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この日の装い。

一見大島ぽいけど、実は染の小紋。


帯は3本2000円のうちの一本。

お出かけスタイルは、白の羽織。

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「一日一句」

名刹で冬の青空ひとり占め



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