東郷寺の桜＠府中

お隣の府中市にある東郷寺まで、桜を見に行ってきました。

東郷寺は、東郷平八郎の別荘だったところだそうです。

東郷平八郎は薩摩藩士でしたが、日露戦争などで活躍して、最終階級は元帥海軍大将でした。彼の没後、昭和14年に海軍関係者によって、日蓮宗のお寺を建てたそうです。

このお寺があるところは、京王線の多磨霊園駅から歩いて数分のところですが、周囲にはめぼしいものはありません。昔は、このあたり、ものすごく田舎だったと思います。

枝垂れ桜が見事でした。

アップ写真。

青い空とピンクの桜、足元には紫大根の花が咲いていました。

ここの山門は黒澤明監督の名作「羅生門」のロケ地になったところとしても有名です。三船敏郎が京マチ子と出会ったのですね。雨のシーンが思い出されます。

山門の上から眺めたところです。

平日でしたが、多くの人が桜を撮影に来ていました。

その中の方に、スマホで写してもらいました。

東郷寺の桜に満足した後は、「東郷寺下」というバス停まで歩きました。「ちゅうバス」という100円で乗れるミニバスが走っているのです。

そのバスに乗って、競馬場あたりを通過して、京王線の府中駅まで行きました。

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この日の装い。

赤に黒の縞模様の着物ですが、実は「着物交換会」に出そうと思っていて、別のところにしまっておいたのですが、急に思い出して、着てみました。

カメラが勝手にビューティ撮影をしてくれるので、普段とは違う顔になっています。

帯は八王子の坂本呉服店で購入したもの。木綿です。

ちょっと黒っぽくなったので、帯揚げと帯締めを黄色にして、春向きにしました。

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「一日一句」

寺の屋根　枝垂れ桜が　越えて咲く