今日は、新宿にある文化学園服飾博物館へ行ってきました。いつもは新宿駅から歩いて行くのですが、今回は京王線の初台駅から歩いてみました。
まずは甲州街道へ出ます。
都庁のビルがきれいに見えました。
その後は玉川上水の遊歩道をのんびりと歩きました。
こちらはかつての橋ですね。「三字橋」と書いてあるようでした。
こちらは、橋はありませんでしたが、「天神橋跡」という石碑が立っていました。
ここから玉川上水終点の四谷大木戸門までは、ほんの少しです。
博物館は、この遊歩道をちょっと歩いたところです。
ここは料金もワンコインと手軽ですし、会場はほどよい規模なので、気軽に行ける博物館です。
「女性の服装1500年」という展示会でした。
飛鳥奈良時代から平安時代、鎌倉時代、室町時代、江戸時代、明治時代と、時代ごとの衣装が展示されていました。
皇族や貴族、武家、そして町人の衣装の変遷がよく見えました。また重厚な能装束も展示されていました。
そして衣服に関する技術の発展もよく分かるようになっていました。
刺繍や金箔、染色、絞りなど服飾に関する、様々な技術の工夫が展開されていました。
現代でも着用できるような色柄の着物もありました。
今回は着物友達のUさんと一緒に出かけて、ふたりとも着物姿だったため、他のお客さんから「こちらの先生ですか」と聞かれてびっくり。
昔の着物の着方は今と違って、裾広がり(スカートのようなかたち)になっていたので、その理由を尋ねられたのです。
私もよく分かりませんが、昔はおはしょりのない着方でしたし、また裾すぼまりでは歩きにくいので、広がった着方のほうが生活するためには良かったのかもしれません。
今、私達が着ている着物のスタイルは、たぶん戦後に形作られたものでしょうから、実用よりもスタイルがよく見えるほうにポイントが置かれているのかもしれませんね。
展覧会の最終日に間に合って良かったです。
日差しも穏やかで、暑くもなく寒くもない、よい気候の日でした。
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一日一句
古の 衣装眺めて 秋うらら
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