2022年4月27日水曜日

一欅庵(いっきょあん)へ

杉並区の住宅街にある昭和のおうち

「一欅庵」

大きな欅の木が目印です。

ここは昭和8年に建てられたそうです。

こちらには何回かお邪魔していますが、いつもは秋だったような記憶があります。今回は春だったので、ツツジがきれいでした。

「和の暮らし展」が開かれていました。


玄関口にかかっていた特製手ぬぐいが素敵。
蓄音機も置いてあり、良い雰囲気でした。


この玄関の脇には、洋風の応接間があります。当時はこのように和風と洋風を取り入れた住宅が流行っていたそうです。

一階の和室からは、よく手入れされたお庭が眺められます。


廊下もあり、風通しの良い造りになっていました。夏でもエアコンが不要ではないでしょうか。

二階から眺めたお庭。
青もみじが緑風を誘っているようでした。
向こうに見える赤い花は、シャクナゲかしら。


この一欅庵は、10年ほど前から、建物の貸し出しを始めました。演奏会や落語会の会場となっているところです。

実はこの地域は、私が生まれ育ったところのお隣町というような場所にあります。

今回は、和のいろいろな展示やワークショップが行われていました。

編み物のバッグ、手作り石鹸、組み紐、水引アクセサリー、半衿、羽織紐、エトセトラ。

私が見たかったのは、富士商会のジパンというアジアンテイストの長襦袢。製作者のペタコさんから着用方法などを詳しく教えていただきました。極小サイズの私でも大丈夫なようです。

実物を手にとったり、お話を直接うかがえるというのは、やはり良いですね。ネットではなかなか分からないですものね。

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ちょっとしたスナップ写真です。

こちらの主の書斎だったところ。(現在の当主のお祖父様です。)

掛け時計や、模様入のガラス窓が懐かしいですね。


帯には、コロナ検温済のシールをペタンと貼ってあります。

今回は「きもの倶楽部」のみなさんとご一緒しました。同行者のみなさんが水引で作ったイヤーカフを選んでいるところです。


自由に組み合わせられるので、どれがよいか、楽しく悩んでいました。


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この日の装い。
気温上昇の予報があったので、単衣着物です。木綿だかウールだか、ちょいと不明です。
着物フリマで「みかん箱詰め放題で5000円」というイベントがあったとき、選んだ着物のうちの1枚です。ということは、たぶん1枚1000円以下です。


太いビーズのベルトは、やはりペタコさんの作品。
一昨年だったか、自分の誕生日の記念に購入した記憶があります。洋服の上にも締めて使っています。

帯もリサイクル。
春向きにピンクの帯にしてみました。


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「一日一句」

目に青葉 昭和の家の 昼下がり





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