昨日は朝から雨降りだったので、川歩きはできず、久しぶりに映画を見てきました。
「大河への道」です。
これは伊能忠敬を扱った映画なのですが、実は忠敬自身は登場しません。
彼の故郷である香取市役所の職員たちと、江戸時代に忠敬のもとで地図を作成した人たちが、交互に登場する物語です。
そして職員たちと地図の隊員たちは、同じ役者さんたちが一人二役を演じています。
この映画は、落語家の立川志の輔さんが作った創作落語をが原作で、志の輔さん自身もよい役で登場しています。
最初の市役所の場面はあまりぱっとしなかったのですが、江戸時代の話になると、引き込まれました。
とくに最後の場面で、上様に巨大な日本地図をお見せするシーンはジーンと来ましたね。
メインは中井貴一と松山ケンイチ。
中井さんはかなり中年の貫禄が出てきて、江戸時代の姿は決まっていましたね。
北川景子さんも登場しますが、とてもきれいな人なのに、彼女の化粧が現代風でちょいとそぐわない感じでした。
タイトルの「大河」はNHKの「大河ドラマ」の大河という意味ですが、川とは関係ありません。ちょっと意味が伝わりにくいのではないかと思いました。
私は伊能忠敬展も行ったし、小説も読んだし、講演会にも行ったのですが、やはり映像は理解がしやすいと思いました。
こちらは2020年9月に富岡八幡宮に行った時の写真です。忠敬はこの近くに住んでいて、測量の前には必ずこの神社でお参りをしていたそうです。
こちらは太田俊明さんの「一身二生」という忠敬の生涯を描いた小説。
今度は、どうしても佐倉までいかないといけませんね。
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「一日一句」
一歩ずつ 星を頼りに 地図作る(季語なし)
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