2022年8月8日月曜日

日本舞踊の勉強会

先月、三味線のゆかた会をした同じホールで、今回は日本舞踊の勉強会を鑑賞してきました。

この会は、地元の日本舞踊連盟が毎年開催しているものですが、コロナのために3年ぶりの開催となりました。どの会もコロナの影響を受けていますね。

実は私も数年前は、この会の研修生として、ほんのちょっとの間、お稽古に参加していたのですが、どうも日本舞踊との相性が悪かったのか、お稽古は中断してしまいました。

それでもこの勉強会には知人が何人も参加されているので、楽しみに鑑賞させていただきました。

研修生、準会員、正会員と分かれての舞台でした。

どの方もしっかりとお稽古されている様子がよく見えました。初々しさ溢れる踊り、男気たっぷりの踊り、粋で色気溢れる踊りなど、楽しめました。

みなさん、別々の浴衣姿でしたが、かっこよく着こなしていて、浴衣といえどもこんなんにいろいろあるのだなと、感心しました。帯も名古屋帯あり、半巾帯ありで、結び方もそれぞれで、参考になりました。

また、三味線でお稽古したことのある曲、「供奴」「鶴亀」「梅の栄」などを聞くと、もう一度三味線で弾いてみたいものだと思いました。

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今回は舞台衣裳の「引抜き」の披露、という特別企画がありました。

これは歌舞伎などでよく見る早着替えとでもいうのでしょうか。松竹の衣装担当者により、特別な衣装、特別な着付け、そして後見との息のあった技を見せていただきました。

普段見ることのない舞台裏の解説付きでした。着物の袖と裾の部分に、たま、と呼ばれる特殊なものがついているそうです。

帯も特別な作りになっていました。


着替えが終わり、その後、かつらを付け、小道具を持って再登場です。

「手習子」という踊りでした。

最初は紫色の衣装でしたが、


あっという間に黄色の衣装に変身。

写真を撮るまもなく、ぱっと衣装が変わりました。あまりに早業なので、どこがどうなったのか分からないほどでした。

珍しい技を見せていただき、ありがとうございました。

舞台も終了して、ほっとした出演者のMさん、Y子さんと一緒に記念撮影。

お二人の浴衣は、大胆なデザインがとても舞台映えがして、オシャレでかっこよかったです。

会場では、以前、ご指導していただいた先生方や、一緒にお稽古をした仲間たち、知人とも久しぶりに会って、おしゃべりを楽しむことができました。

まだマスク越しですけれど、楽しく過ごすことができました。

みなさま、これからも、日舞、頑張ってくださいね。

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この日の装い。

絽の付け下げかしら。紫色がしっくりしています。

実はたんすやさんで、千円で売られていました。たぶんサイズが小さいので安くなっていたのだと思います。


アザミのようなお花が気に入っています。

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「一日一句」

お稽古の 成果が実る 初秋かな


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