日本の伝統芸能の拠点である半蔵門の国立劇場が、もう半世紀以上経過したので、建て替えとなりました。
できたのは1966年(昭和41年)だそうです。
ということで、今回は「初代国立劇場さよなら公演」でした。
この日の出し物は、「義経千本桜」のうちの、「道行初音旅」と「河連法眼館」のお話でした。
菊之助と菊五郎の親子競演、時蔵さんの美しい静御前が素敵な歌舞伎でした。
このお話は、これまで別の役者さんが演じたときにも見ましたが、子狐のアクロバットのような動きは、やはり若い役者さんでないとできないでしょうね。初音の小鼓を打つ姿も美しく、良いお芝居でした。
吉野のお話ということで、ロビーには奈良県の名産が販売されていました。
「きりこ」というお煎餅です。ミニサイズの歌舞伎揚げのようでしたが、黒胡椒が美味しかったです。ビールのおつまみにぴったりでした。
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