来日中の妹は、納骨の後は特に旅行の予定もなく過ごしていますが、急に「金沢に行ってみたい」と言い出しました。
それで慌てて金沢日帰り旅行を計画しました。
私はこれまで、20歳の頃に学生仲間と北陸旅行をしたときに金沢に寄ったこと、今から20年くらい前にツアーで金沢に行ったことがあるだけで、自分で金沢の旅行プランを考えたことはありませんでした。
北陸新幹線があることは知っていましたが、東京からどのくらい時間がかかるのか、また金沢市内の様子も分からず、とりあえずネットで「金沢日帰り 女子旅」と検索してみました。すると日帰りでもかなり金沢を楽しめることが分かりました。
それと金沢出身の友人に市内情報を尋ねて、出かけることにしました。
まずは京王線の始発電車に乗り、途中の駅で妹をピックアップして、東京駅から北陸新幹線に乗り込みました。
一番短時間で行ける「かがやき」が良かったのですが、時間の関係で各駅停車の「はくたか」になりました。こちらのほうが新幹線のルートが良く分かりました。
ちなみに「かがやき」の停車駅は、上野、大宮、長野、富山、金沢だけです。「はくたか」はこれに熊谷、軽井沢、佐久平、飯山、上越妙高、糸魚川、黒部宇奈月温泉、新高岡が追加されます。
車内は快適で、のんびりと外の景色の変化を楽しみました。
都内を過ぎるとだんだんと関東平野の風景になり、木々には紅葉が見えるようになりました。そして軽井沢や長野あたりになると、周囲は山だらけ、妹と「あれは◯◯山、こちらは◯◯岳かしら」と話していました。
その後、しばらく本を読んでいて、はっと気づくと目の前は海の風景に変わっていました。そうそう、糸魚川あたりの日本海が見えたのでした。急な景色の変化にびっくりしました。
妹の住んでいるカナダは、東から西まではおよそ5000キロだそうで、そこを横断するには数日かかるそうです。それに比べると、細長い日本では東京から日本海側まで2,3時間で行けるので驚きですね。
ということで金沢駅には9時半頃に到着。
駅の観光案内所で「金沢市内1日フリー乗車券」を購入。600円でした。1回の乗車は200円なので、3回乗れば元を取れるわけです。
続きはまたね。
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「一日一句」
車窓から 紅葉眺めて 金沢へ
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