それは友人がfacebookにアップした1枚の写真から始まりました。
その写真はこちら。
彼女の散歩コースの途中にある橋の袂で見つけたそうです。
えっ、橋に人の顔があるなんて!
橋巡りが好きな私ですが、こんな橋は今まで見たことがありません。
ちょっと検索してみると、この橋は二ヶ領用水に架かる台和橋という橋で、そしてこの顔の人物は、小泉次大夫さんという用水奉行だったということが分かりました。
橋のある場所は、川崎市の北部ですが、そこは私の住んでいるところからは多摩川を渡り、その次の稲田堤駅からバスで行けるところでした。
それならどうしても行ってみたいと思い、暗渠マニアのCさんを誘ってみると、一緒に行ってくださることになりました。力強い相棒です。
ということで、師走の某日、川崎市バスの「城下」というバス停で待ち合わせることにしたのです。
ところがちょっとしたミスが起こり、そのバスには乗れなくなってしまいました。次のバスが来るまでは40分ほど待たないとなりません。それでは、ということ次のバス停まで歩いてみることにしました。
それでも次のバス停まで歩いても、まだ時間はたっぷりあります。
こちらの橋は、以前も歩いたことのある新三沢橋です。梨の絵がかわいい橋です。
バス通りをのんびりと歩いて行きました。
お地蔵さんも立っている、のどかな道でした。
そしてその先には旧三沢川という川がチョロチョロと流れていました。
川を見ると、ついついそこを歩いてみたくなる私たち。
まっすぐにバスの通る道を歩くよりも、この川を辿ったほうが面白そうだということになり、川の横の細い道を歩くことにしました。
そしてその川を歩いていくと、次々に楽しい発見が待っていたのです。
「災い転じて福となす」ではありませんが、バスに乗り遅れたことによって、楽しい川歩きができました。
Cさん、ありがとう!
この項、まだまだ続きます。
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「一日一句」
冬の橋 お奉行さまの 歴史あり
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