毎日の習慣

私は、毎日、習慣にしていることがいくつかあります。

と言っても、必ず行うのは難しいので、「できるだけ毎日」という程度ですが。

今年から、もう一つ、習慣が増えました。

それは、毎日音読です。

できるだけ、毎日、声を出して文字を読もうと思い、以前は新聞の「天声人語」を声を出して読んでいましたが、内容的にあまりおもしろくないものもありました。

年末に、たまたまラジオでこちらの本の紹介を聞きました。

寺田理恵子さんの「四季を感じる毎朝音読」です。

寺田さんはフジテレビのアナウンサーとして活躍された方です。お母様やご主人を亡くされましたが、辛い経験を乗り越え、今はいろいろと活躍されていらっしゃるようです。

この本の良いところは、1週間に一度、朗読する本の内容が変わるのですが、それが自分では絶対に選ぶことのない本、題名だけは知っていても読んだことのない本があることです。

たとえば今週は尾崎紅葉の「金色夜叉」でした。

ほんの2ページ分しか載っていないのですが、それでも少しでも声を出して読み、それを1週間続けると、少しはスラスラと読めるようになるのです。

ということで、今年一年53週、続けていけば、53種類の本に親しむことができるというわけです。

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「一日一句」

新春や　名作親しむ　朝時間