2023年1月28日土曜日

【ニケ領用水10】ダブルToshikoが行く3 円筒分水〜溝の口

さてあこがれの久地円筒分水(1月20日のブログ参照)を通過しました。


その後、いくつか、名前のない橋を通り過ぎました。ちょっと素っ気ないフェンスの橋でした。


二ヶ領用水の川幅も、かなり狭くなってきました。

国道246号にかかる歩道橋も渡りましたね。


歩道橋の上から眺めた風景です。とても良いお天気でした。正面に見えるのは二子玉川の街でしょうか。


保育園の子供達と一緒になりましたが、彼らは身が軽いので、階段をスイスイと飛ぶように歩いていました。

ここからは溝の口を目指して歩きました。

ここまではのんびりとした用水の道でしたが、歩道橋を過ぎるとかなり近代的な街中になってきました。

駅の近くの橋は、きれいに整備されていました。桜の季節は美しいでしょうね。


法泉坊橋という名前の橋でした。ここには明治6年までは、法泉寺というお寺があり、それにちなんで名付けられたそうです。


こちらは、まちづくりのボラティアさんたちが作成した案内板です。とてもきれいでわかりやすい地図でした。

美しい飾りのある橋が見えてきました。


こちらは人間国宝第一号となった陶芸家・濱田庄司の関係する「濱田橋」です。


彼は明治27年、このあたりで生まれたそうです。ちなみに亡くなったのは陶芸の町・益子でした。また彼の息子も孫もみんな陶芸家なのだとか。


さすがに美しい橋でした。濱田庄司生誕100年を記念して作成された橋です。

気づきませんでしたが、「花筏 二ヶ領用水 流れゆく」という彼の句が彫られているそうです。

お次は「西浦橋」。


こちらは石灯籠のようですね。「二ヶ領用水」の文字も美しい。


これは「大石橋」ですが、ひらがな面しか写せませんでした。

このあたりに「大山街道」という看板があったので、その道を辿っていくと、溝の口駅に到着しました。

駅の周辺でランチをしようと思いましたが、ちょうどお昼休みの時間帯でしたので、 どこも混んでいました。

ということで、結局、駅のすぐ隣りにあるビルの「ジョナサン」に入ることにしました。

ここも注文はパネル式で、給仕ロボットがやってきました。


私は野菜のドリアをいただきました。

ゆっくりと椅子に座ることができ、お腹もいっぱいになったので、溝の口の駅でToshikoさんとお別れすることになりました。

Toshikoさんにとって、二ヶ領用水は始めての場所であり、あちこち付き合っていただいて悪いと思いましたが、面白がっていただき、気が楽になりました。

ということで、南武線に沿って二ヶ領用水を歩いたミニトリップでした。

宿河原駅から久地駅を通り、津田山駅はパスして溝の口駅まで。1万歩以上歩いたでしょうか。

まだ続きが待っています。早く暖かくなって、あちこちの川沿いを歩きたいものです。

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「一日一句」

春を待ち 二ヶ領用水 友と行く

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