2023年2月25日土曜日

思い出の高円寺散策

先日、 「活弁サロン」を見るために、中央線の高円寺まで出かけました。

実は今から50年以上も昔、高円寺の駅近くに1年ほど住んだことがありました。

それで活弁が始まる前に、その辺りを探索してみました。

スーパーのOKは、その頃からありましたね。

この近くに住んでいたはずですが、すっかり様変わりしてしまい、自分が住んでいた場所が分からなくなってしまいました。

それで昔の思い出はそのままにして、氷川神社に行ってみました。こういう場所は年月が経っても変わらないので、良いですね。


「気象神社」としても有名なところです。

ここは1944年(昭和19年)、大日本帝国陸軍の気象部に造営されたものだそうです。気象というのは軍にとっては非常に重要な要素であり、また気象予報が的中するように祈願したそうです。

現在では気象予報士を目指す受験生も参拝しているそうです。

境内には「試験の日が晴れますように」とか「結婚式に雨が降りませんように」などと書かれた絵馬がたくさん吊るされていました。

その後は、「高円寺」まで歩いてみました。駅名や長名にもなっている名前のお寺です。


ここは曹洞宗のお寺だそうです。
1555年に開山されましたが、徳川家光が鷹狩の際に、雨宿りをしたところでもあり、徳川家と縁のあるお寺だそうです。

お庭も立派で、かなり大きなお寺でした。

その後は、駅の北口の方に行きました。

駅前にある「高円寺純情商店街」です。


この商店街の名前は、ねじめ正一さんの小説のタイトルからつけられたもの。私が住んでいた当時は、名前はついていませんでした。

様々なお店がたくさん並んでいて、活気に溢れた商店街です。

少し歩くと、「庚申通り商店街」と合流します。

こちらがその名前の由来となった庚申塔です。


庚申塔は、庚申塚ともいい、中国伝来の道教に由来するものだそうです。庚申講(60日に一回回ってくる庚申の日の夜、夜通し眠らないで勤行をしたり宴会をしたりする風習)を3年18回続けた記念として建てられるそうです。


その後、ちょっと時間があったので、庚申通りのリサイクル着物やさんを覗いてみました。

そしてお散歩の後、高円寺バッカスまで向かったのでした。

小雨が降ってきてしまいました。

実は高円寺の裏通りには、くねくねと曲がった細い道があり、昔の水路を彷彿とさせる風景もあちこちにありました。時間があれば、ゆっくりと歩いてみたい町でした。

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「一日一句」

春時雨 私の青春 高円寺


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