このところ、足首の骨折のため、ほとんど運動はしていませんでした。
フォークダンスも見学だけ、スポーツジムもお休み、自転車もまだ乗っていません。
歩くだけです。
なにか体を動かしたいのですが、足の痛みが激化してしまったら困ると思い、ずっと我慢してじっとしていました。
たまたまfacebookで「気功」が体験できるイベントがありました。
私は「気功」とか「太極拳」とかはまるで知らなかったのですが、なんとなく気分が良くなるかもしれないと思い、申し込んでみました。
会場は横浜のビルの中にある着物屋さんでした。
こちらのお店には、だいぶ前に三味線の演奏会で伺ったことがありました。いろいろなイベントを通して、着物ファンを増やしていく、という方針のお店のようです。
時間通りに到着すると、気功の先生と、すでに数人の女性がいました。
それぞれ「腰が痛い」とか「五十肩で困っている」とか「片方の膝だけが痛い」という悩みをお持ちの方でした。
私は一時的な怪我による痛みなので、気功が効果的かどうかちょっと不安でしたが、先生のお話によると、足を骨折した人ばかりを集めて、治療したこともあるというのでちょっと安心しました。
気功というのはなかなかうまく説明できませんが、自然界に漂っている気を、自分の体にうまく取り込み、それを全身にめぐらして、病気にならない身体を作る、というような体操でしょうか。
肩甲骨を剥がす、丹田を押さえる、喉を広げるなど、さまざまなポーズを教えていただきました。
そして二人ずつのペアになり、お互いにマッサージをしたり、ツボを探したり、ストレッチをしました。
そして私の足首の骨折は、その部分に悪いものが溜まってしまわないように、手のひらで優しく撫で、足の裏へ流すとよいとのことでした。
最初は触っているだけで痛みがなくなるのだろうかと疑心暗鬼でしたが、体験が終了するころには痛みは消えていました。
先生は「自分の体は自分で治す」という方針で、病気にかからないようにする秘訣をいくつか教えていただきました。身体のゆがみを治し、腸と筋肉を鍛えるのが大切とのことでした。
自分の体のことは、他人にはわからないことが多いですね。自分で自分の体をよく見つめて、気持ちよくしてあげるのが大事なようです。
お土産に、可愛い腰紐をいただきました。
じざいやさん、ありがとうございました。
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今回の会場は、横浜元町の繁華街から一歩入ったところにありました。
私の両親は、昭和の終わりから平成の10年頃までは、元町に近いところに住んでいました。それで親を訪問する時には、元町商店街に何回か散歩に行っていましたが、この通りは昔とあまり変わりがないようですね。
近沢レース、バッグのキタムラ、宝石屋さん、おしゃれな洋服屋さんなど、ヨーロッパ風の街はまだ健在でした。
あの頃は、親のところに行くと、いつも中華街でご馳走をしてもらっていました。懐かしいな。
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「一日一句」
元町の 薔薇のベンチで 父母想う
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