先日、皇居近くにある丸紅本社にあるギャラリーに出かけた時、意外なものを発見しました。
それは一橋邸屋敷跡の石碑です。
丸紅本社のあるところから気象庁、大手町合同庁舎のあたりは、かつては一橋家のお屋敷だったのです。
現在の一ツ橋です。
このあたりの様子は、こちらの一橋門跡の案内板でも分かります。
かつての門の石垣がまだ少し残っています。
下に流れているのは、日本橋川です。
門の跡があることが分かると、このあたりに一橋家があったことは想像できるのですが、まさか丸紅のところに、こんな標識があったとは気づきませんでした。最後の将軍、徳川慶喜は一橋家出身ですので、こちらのお屋敷に住んでいたのでしょうね。
丸紅敷地内にある植え込みには、こんな案内もありました。
展覧会には丸紅の社史もありましたが、その中に「一橋家の屋敷跡を購入した」というような文もあったかもしれません。
ちなみに私の好きなこの青銅の一ツ橋は、家康が江戸に入る以前からあったそうで、当時は太い丸木がかかっていただけだったそうで、その様子から「一ツ橋」と名付けられたのだとか。
現在の橋は、1925年(大正14年)にか架けられたもので、関東大震災の後に復興事業として作られました。
都心には、こういう歴史の遺産がまだ残っているので、川歩き、橋巡りも楽しいですね。
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「一日一句」
あら不思議 商社の前は 徳川家
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