「Nericomed」という変わった陶芸の体験教室に参加してきました。
これは木本康太郎さんという若い芸術家の方が考案された技法で、「塗り込める」「練り込む」というような意味を持つ創作言葉のようです。
体験教室の前に、まずは作品をリトルギャラリーで鑑賞しました。
こんな作品が並んでいました。
裏側に模様のあるお皿やカップなどの表面に絵を描き、そこに塗料を塗り、特殊な技法で絵を浮かび上がらせるというスタイルのものでした。
可愛い動物がたくさん描かれていました。
この展示会は7月末まで開催されています。
その後、ワークショップ会場へ。
さて、ワークショップには50人ほどが申し込みました。
私は朝の部に参加しましたが、その回には15人ほどが参加していました。小さな幼児から、その両親、私のようなおじいさん、おばあさんもいました。
土台となる豆皿は、木本さんが事前に制作してくださっていました。波の模様や、キリンの皮膚のような模様、亀甲模様などがありました。
その中から好きな模様を選びます。
私が選んだのはこちら。タイルのような模様です。
そこに紫色の撥水剤を筆で塗ります。
塗ったところ。それにしても、いびつですね!
塗り終わってしばらく待ち、撥水剤をよく乾かします。
その次に白い化粧土を柄杓(ひしゃく)で掛けて、数秒後に、皿をひっくり返します。この場面は写真を写すヒマがありませんでした。
そして余分な部分をスポンジで拭き取ります。
これは私の手ではありません。小さなお子さんの手を写させてもらいました。
私達がしたのはそこまでで、その後は焼く作業があるそうです。
というので作品と名札を撮影して、係の方に渡しました。
来月には焼き上がるそうです。
参加された方の中には、とても絵がお上手な方や、細かい作業が得意な方、ユニークな発想をされる方もいらっしゃいました。
いっしょに作業した幼児さんのほうが、ずっとお上手でした。
美術や芸術という分野は、やはりその方の生まれ持った特性が現れるものですね。
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「一日一句」
豆皿に 絵を描き遊ぶ 夏休み
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