このところ、外歩きにちょうどよい季節となりました。猛烈な暑さは姿を消し、寒風も吹かず、快適な毎日です。
ということで今回は狛江市の用水跡めぐりをしてみました。
狛江市は東京の南部にあり、多摩川の沿岸にある小さな市です。
今回はシルバーパスを利用して出かけてみました。
まずは狛江市役所に行きました。
こちらで地図を貰う予定でしたが、無料配布の地図はA3用紙に簡単にプリントしたものだけでした。さすがにそれでは役に立たないので、もう少し大きくてちゃんとした地図が欲しいというと、それは有料になるとのこと。やはり小さな市はお金のやりくりが大変なのでしょうか。
ただしこの有料地図も番地や市の施設などは記入してありましたが、私の欲しい情報はありませんでした。
それなら上の階の教育委員会へ行って下さいと言われたので、そこで歴史マップや川の情報を知りたいと伝えると、こちらの冊子を出してくれました。
これは役に立ちそうです。
狛江駅周辺はバスのロータリーになっていますが、道がカーブしていたり、用水跡らしい感じのするところです。
この先は狛江通りをまっすぐ歩きました。
普通のアパートの一角にあった石にはなんと「駄倉」と彫られていました。駄倉橋の名残を見た後だったので、橋に関係するものかとも思いましたが、このあたりは昔は駄倉地区と言われていたので、その関係のものでしょうか。
そして狛江三叉路で世田谷通りに出ました。
渋谷まで12キロという標識がありましたが、マラソンランナーならあっという間に到着ですね。
この先は一の橋、二の橋を目指しました。
途中、岩戸地域センターの近くで古めかしい石碑を発見しました。「石橋供養塔」と書いてあるのでしょうか。江戸時代後期に岩戸地域の人たちによって建てられたもののようです。これは道しるべにもなっていたそうです。
いろいろ古いものが道端に置かれている地域です。
道端につながる草木はかつては用水だったところでしょうか。
一の橋のバス停です。現在は橋の姿はありません。
こちらが二の橋の信号です。
大きなゴリラで有名な眼鏡屋さんが見えました。
この辺りはバスでよく通るところです。
少し歩くと小田急線の喜多見駅入口になりますが、その近くにくら寿司がありました。その右側に、滝下橋緑道を発見。今回の目的はこの緑道でした。
この緑道を歩くと、野川にたどり着くというので、日傘を差しながらこの緑道を歩きました。
人はほとんど通らず、たまにカップルやランニングをする青年が通るだけでした。300メートルくらいの距離でしょうか。
少し歩くと野川に着きました。川の向こう側の土地が崖のようになっているのが分かりますね。成城学園から下ってくるとこのあたりになります。
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