2023年11月12日日曜日

【二ヶ領用水 26】これで繋がりました

二ヶ領用水を歩き始めてから、南武線の電車に乗る機会が多くなりました。

(写真はウィキペディアより)

南武線は昔はぶどう色というか焦げ茶色の車体の電車で、床面は木材でできていて、いかにもローカル電車という感じでしたが、最近は車体もおしゃれになりましたね。

さて今回のルートは南武線の登戸駅で小田急線に乗り換え、向ヶ丘遊園で下車して、そこから東に向かって二ヶ領用水を歩きました。

最終目的地は南武線の久地(くじ)駅でした。ここは2023年1月に宿河原駅から出発して、別の二ヶ領用水ルート(少し北の宿河原経由)で辿り着いた場所です。

つまり川崎市の多摩地区には二ヶ領用水は2つあるということになります。他にも二ヶ領用水はあるかもしれません。

慌てて写してボケてしまった向ヶ丘遊園駅を出発。


向ヶ丘遊園の駅近くでは大掛かりな開発をしていました。職住接近の大型マンションが建設途中でした。


少し歩くと、前回も通った稲生橋(いなおはし)。

前回はこの橋から西に行きましたが、今回は東に歩きました。

その先は二ヶ領用水と並行して、五ヶ村堀緑地と名付けられていました。現在は暗渠になっています。


かなりおしゃれな堀になっていました。
ちなみに五ヶ村とは、登戸、宿河原、長尾、堰、久地の5つだそうです。
この堀が、5つの村を灌漑していたのです。
前に歩いた「榎戸の堰」から五ヶ村に水が渡っていたようです。

おしゃれなベンチがありました。


これは何でしょうか? ピラミッドのようですが、何かのモニュメントかな。


藤棚もありました。

人工的に緑道が作られていました。

この先も堀は続いていたようですが、用水に戻ります。

朝日橋。


古い橋のたもとのようなものが残っていました。

このあたり、バラの花がたくさん咲いていましたが、それは昔の向ヶ丘遊園地のモノレール跡地を利用したものだそうです。

また近くには「ばら苑」という施設もあり、バラ見物に行く女性たちがたくさん歩いていました。

本村橋。


うさぎのような蝶のような飾りがありました。


名無し橋。

この橋の近くにある停留所は、雪ヶ坂でした。

新開橋。


桜の花びらが可愛い橋でした。


どういうわけか、道端にお地蔵さんがいました。


向かい側は、藤子不二雄ミュージアムです。

このあたりは府中街道という道路ですが、あまり目につくようなものはありませんでした。

この青いポールは、水道の設備でしょうか?


長尾橋。



府中街道はときたま、東急バスが通ります。


あじさい寺入口の信号。あじさい号というミニバスも走っていました。

まるいけ橋。チューリップが可愛い。


東名高速道路の下をくぐります。
このあたり、ほぼ一直線の道路が続きます。

長芝橋。大輪のバラが咲いていました。


停留所の名前から、こちらは下綱橋かな。


サビだらけの橋。ちょいと、ひどいですね。

このあたりの橋には名板がありませんでしたが、バス停の名前で呼んでいるようです。

少し歩くと、急に周囲の様子が変わりました。

出会い橋。

 
ここは、前回は左の方角から歩いてきたのでした。


ここで2つの二ヶ領用水が合流します。

その先には、南武線の電車が見えてきました。電車が見えると嬉しいな!


陸橋のすぐ脇は、人が通る橋があります。


新明橋という橋です。


線路の反対側を眺めると、二ヶ領用水が見えます。その先は、東名高速道路です。

このあたり、懐かしい景色ですね。

駅を少し通り過ぎると陸橋がありました。

陸橋のすぐ隣りにある鷹匠橋。橋の下に流れているのは二ヶ領用水です。

橋にはきれいなお花が飾られていました。前に来たときも、きれいでしたね。

目的を果たしたので、久地駅から南武線に乗って帰りました。

前回はこの先の久地分水まで歩きましたが、今回はここでおしまい。

約7000歩くらいでした。

ずっと府中街道に沿って歩いたことになります。

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「一日一句」

鉄橋で 新旧用水 交わりぬ


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