2024年2月2日金曜日

「源氏物語を楽しむ会」66回 2024年1月

先日は、2024年初の「源氏物語を楽しむ会」でした。

ちょうど今年はNHK大河ドラマで、紫式部がヒロインの「光る君へ!」が放映されているので、何かと源氏物語が話題となることも多く、源氏物語関係の出版物も急に増えてきたような気がします。

会のメンバーのKさんとUさんは、国立劇場小ホールで、「源氏物語音楽絵巻」を鑑賞しました。「演奏と朗読でたどる光源氏の生涯」というサブタイトルでした。

この公演は、「未来へつなぐ国立劇場プロジェクト」ということで、かなり予算をかけた内容だったそうです。

このように立派な冊子も付いていたそうです。さすが文化庁主催だと豪華な内容ですね。

出演者のうち、朗読をする光源氏や頭中将などはスーツや現代の服装をしていて、雅楽演奏者は和服で登場。光の演出も素敵だったという感想でした。

私は、こんど紀尾井小ホールで公演される「音楽でつづる文学 源氏物語 女三宮と柏木」という朗読劇に行くことにしました。

朗読、箏、三絃などの地唄もあるそうで、楽しみにしています。

女三宮のおさな妻ぶりがどんなふうに描かれるか、興味があります。

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この日の「源氏物語を楽しむ会」は「胡蝶」を少しだけ読みました。

春が好きな紫の上と、秋が好きな秋好中宮の手紙のやりとりもありました。

また自分は本当は内大臣の娘だと知っている玉鬘は、実の兄弟である内大臣の息子たちには恋心も生まれるはずがなく、また玉鬘を実の姉と思っている光源氏の息子(夕霧)との付き合いも気恥ずかしいものだと描かれていて、玉鬘も気の毒な運命を背負っているものだと思いました。

それもこれも光源氏が玉鬘を実の娘扱いしているからですね。実際は違うのに。

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「一日一句」

源氏の会 「光る君へ」も 参考に



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