2007年12月13日木曜日
"A Good Year" なのに、どうして?
今日は母を2泊3日のショートステイに連れて行った。
これまで、旅行に行く時とか、家をリフォームした時にはショートステイのお世話になった。
なんだかそういう名目がないといけないと思い込んでいたのだが、ケアマネージャーさんに相談したところ、家族がリラックスするための名目でもショートステイは利用できるので、申し込んだほうがよい、と言われて、そしてそれがようやく実現したのだ。
母には知らないところで宿泊してもらうのは半分は申し訳ないとは思うが、いろんな環境に親しんでもらうためにも、ショートステイに行ってもらうことにした。
申請の後は、ややこしい契約書に何回も署名・押印したり、面談をしたりと面倒なこともあったが、とりあえず、私は家でゆっくりとすることができるようになった。
せっかく自由の身となれたので、夕方から時間を気にせずに映画を見ることにした。
下高井戸シネマに行った。ここではいろんな名画を上映している。
今日は、「プロバンスの贈り物」というアメリカ映画だった。
ラッセル・クロウという中年俳優が主人公で、少年時代の回想とラブロマンスがメインの映画。
イギリスの金融業界で働く有能トレーダーが、フランスのプロバンスに住むおじさんが亡くなり、そこに出かけるの。そしてそこで出合った人々とのふれあいの中から、結局はトレーダーの仕事をやめて、ワイン農園の地主となっていく、というお伽噺風の物語。
この映画の見所はプロバンス地方の風景とワイン、という指摘もあるとは思うけれど、私はイギリス対フランスという見方もあるかな、と思ったわ。
登場人物はみんな、そこそこの英語と、フランス語を話すのだけど、話す雰囲気がまるで違うのよね。
あんなに近い国なのにね。
何よりもおかしいと思ったのが、映画のタイトル。
日本語版では、「プロバンスの贈り物」という何やら意味深な題名なのだけど、原題は"A Good Year"
というそっけないタイトルなの。
どうしてそれが、「プロバンスの贈り物」になってしまうのかしらね?
不思議だわ。
ラッセル・クロウって、中年男の代名詞みたいな人なんだけど、垂れ目のところも、とても可愛い。無精ひげになってもサマになるのよ。
とはいえ、いくらカッコいい男でも、初めてのデートの日にベッドインする?
その辺りが、映画なんだな~。
少年時代の回想シーンの男の子もとても可愛かったわ。
それに映画の挿入歌として、私が子供の頃に流行った「ビキニスタイルのお嬢さん」が流れていたの。すごく懐かしかったわ。
ということで、母が不在のおかげで、のんびりと映画鑑賞ができました。
ショートステイを気に入ってくれて、また来月もお泊りをしてくれると、助かるんだけどな。
としちゃん、ショートステーは、コンスタントに利用すると、やはり、いざと言う時に利用しやすくなるようなの。
返信削除そして本人の気が進まなくても、おなじような年齢の人とかかわるのも、刺激になるみたい。不思議なもので・・・少しの緊張感は大事だそう。
トントン、いい情報をありがとう。
返信削除本人もそれほど、嫌がっていないから助かります。家で一人で居るよりも、いいでしょうね。普段は週に3回、デイケアに行っていますが、「年寄りばかりでつまらない」とか言っています。