不忍池は蓮がいっぱいでとてもきれいだったけれど、池の周辺にはいろんな動植物が生存しています。
上野公園の桜の花はあまりにも有名ね。
柳もかなりたくさん植えられていました。
藤棚もあったし、不忍池は四季折々の花が楽しめそうなところです。
動物もいろいろいます。
これは鯉。かなり大きい姿で、赤いのも黒いのもたくさん泳いでいます。
亀さんもいます。餌をとり合っていました。
日向ぼっこをしていたり、追いかけっこをしていたり、亀はとてもユーモラス。
こちらはデコイのような水鳥。私は鳥はちょっと苦手なんだけど・・・。
でも、こんな鳥なら可愛いので大歓迎。
隣のボート池に、たくさん並んでいました。
不忍池の名前の由来は分かりませんけれど、大昔、縄文時代の頃はここも東京湾の一部だったんですって。
それが江戸時代になって、この池を琵琶湖に見立て、琵琶湖に浮かぶ竹生島になぞらえて、真ん中に弁天島を築いたそうです。
そこに立っているのが八角形の弁天堂です。
弁天堂の周りには、やたらと石碑やら記念碑が多く立っていました。
こちらは鳥塚。
昔の東京都都知事の東龍太郎さんの筆による文字が刻んでありました。
不忍池には多くの種類の鳥がいるので、鳥塚があるのでしょうね。
冬にはたくさんの渡り鳥が飛んでくるのだとか。
こちらは包丁塚。全国の料理人がここに集まって包丁供養でもするのでしょうか。
他にもめがねの碑とか、暦塚とか、ユニークな石碑がたくさんありました。
三味線の先生と話していたら、なんとお家元の碑もここにあるそうで、先生たちはこの弁天堂で家元を偲んで法事をするのだとか。
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不忍池は一周 2キロくらいかしら。
お散歩をするにはちょうどよい大きさの池です。
池の近くには、小さな滝もあって涼しげでした。
意外だったのは、明治時代には池の周りで競馬が行われていたということ。池の周りを走ったのかどうか分かりませんけれど、優雅な競馬だったでしょうね。
その後、ここにはボート場ができたりして、今は3つの池に分かれているそうです。手前が「蓮池」、奥の動物園に近いほうが「鵜の池」、左の不忍通のほうが「ボート池」と呼ばれているそうです。
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四季折々の楽しみ方がある不忍池。
今は「蓮見茶屋」というお茶屋さんが季節限定でオープンしています。
今度は少し涼しくなった時にでも、また訪れてみたいなーと思いました。
こんばんは。東京にいる時には不忍池には行った事がなかったかも知れません。あったとしてもすっと通り過ぎただけとか。こんなに大きな池とは知りませんでした。
返信削除亀の写真ですが、すっぽんが混じっていますね。1枚目の写真で頭を左に向けているのがすっぽんです。何となく顔がユーモラスで好きなのです。子供の頃に飼ってみたいと思っていましたが、捕まえる事が無く、結局飼う事は出来ませんでした。飼うのもいいですが、こうやって池でのびのびしている姿を見るのが最近は好きになりました。
日々是写真日和さん、カメとすっぽんが混じっていたんですか。分かりませんでしたね。
返信削除すっぽんのほうが小さいのかしら?
ちょこちょこ歩いていて、時々ひっくり返ったりして、見あきないですよね。
東寺のカメさんを思い出しますね。