昨日はアフター5のことを書いたので、というわけでもないのですけれど、今日は朝のことをちょっと書いてみます。
うちの住人が毎朝、それぞれ出勤した後、簡単な掃除・洗濯などを終えた後、私が出勤するまで1時間ほどの時間があります。
この時間に、三味線のお稽古をしています。
先生からは、「一日15分でいいから、毎日、お稽古をしてね」と言われているので、本当に15分くらいしませんけれど、ほとんど毎日、三味線に触っています。
長唄というのは本当に長い曲で、1曲が15分くらいはあります。
それで、私はお稽古のある日はもう少し練習しているのですけれど、通常は毎朝の一回くらいしか練習していません。
三味線の他に、最近はもう一つのお稽古が加わりました。
それは帯を結ぶお稽古です。
なにせ、私は着付け教室などにお金を払うくらいなら、自分で練習してうまくなりたいというけちな人間なので、最近は毎朝、帯に触っています。
帯と言えば、「結ぶ」ものだとばかり思い込んでいたのですけれど、いろんな本やインターネットを見ると、どうもそれだけではないのです。
帯を体に巻きつける方法としては、「結ぶ」の他に、「ねじる」とか「交差させる」とか「折る」とかのいろんな方法があるのです。
私がいろいろ体験した結果、帯にもその種類によって、結んだほうがよいもの、結びにくくて単に交差しただけのほうがよいものがある、長さによって考えた方がよいもの、絵柄によって考えた方がよいものがある、ということに気付きました。
そんな帯の研究してどうなる、というわけではないのですけれど、私のお稽古の結果、帯をこじんまりときっちりと巻くには、こんな方法が一番だと分かりました。
その手順は、
・帯の手先(巻き始めの方)を半分に折って、輪になった方を首の方向に置く。(これは普通のやり方と反対です)
・帯を背中のほうに垂らす。
・背中の中心で帯の向きを折って変換して、輪でない方を上向きにして胴体に巻く。
・帯を胴体に二重巻きにしたら、首の方にかけていた手先を背中に降ろして、長いたれの方の下をくぐらせて、胴の前に持っていき、巻いてある帯に挟み込む。
・帯のたれ(お太鼓の下になるほう)はなるべく帯の上のほうに乗せるように持ち上げておく。
・手先をたれの下にくぐった後は、帯の結び目を開くようにしてまずは裏返しにする。
・その後、帯を右から左に向けて表に返す。
・そして、お太鼓を作成させる作業に入る。
こういう方法だとお太鼓を背中の上にきれいに乗せられるし、帯の結び目がごろごろしなくて良いし、手先の向きもきちっとして良いのではないかという結論になりました。
こんなこと、着物を着ない人にとってはどうでもよいことなんですけれど、私としては毎朝の成果だとひとり悦に入っています。
こんばんは^^
返信削除三味線のことはよく分からないですが、
三羽のスズメ 三田と云う所でも見たような。 車道との間にありましたが それも同じでしょうか?。
三味線 頑張ってください。
聞こえてくれば いいのにね^^
ハッセルぶらっとさん、こんにちは。三味線ってものすごく種類があるんですよね。津軽三味線もそうだし、流しの三味線もあるし。私の場合、歌舞伎の演奏に使うようなストーリー性のあるものですね。
返信削除でも今度、簡単に歌える誰でも知っている歌を三味線で弾く教室に行ってきます。やはりなじみのある曲の方がいいですものね。