女医さんから素敵な帯をたくさんいただいたのですけれど、以前、その帯の中の1本を敷き物にしました。
そして、まだ博多献上帯があるのですけれど、これは帯の両端が全然処理されていなくて、おまけに5メートルくらいの長さがあり、いくらずぼらな私でもこのまま帯として締めるわけにはいかず、ずっとそのままにしてありました。
先日、博多に行ったとき、博多織のお店をちょっとのぞいたのですけれど、ものすごく高いの。
伊達締め(帯の下に巻くもの)がほしかったんですけれどね。
それで諦めて、自分用には献上柄のついたキーホルダー、娘にはやはり献上柄の印鑑入れをお土産を買ってきました。
博多織の高級なものは、黒田藩が江戸時代に徳川家に献上したので、献上帯といわれるそうです。
献上帯は、骨董市やリサイクル屋さんでもあることはあるんですけれど、あまり気に入ったのは売りに出ていません。
真っ赤に黒の模様はちょっと若向きすぎるし、白地に紺の模様は浴衣用というか粋筋用のようで、なかなかいいものが見つからないんですよ。
それでやはり女医さんの献上帯を何とかしようと思いました。
あまりに長すぎるので、いつも愛用しているさとさん帯に合わせてカットして、お太鼓のところを二重にしました。
帯は切ってはいけないそうですけれど、ごめんなさいと言いつつ、ハサミをいれました。
マチ針だと布が固くて通らないので、洗濯ばさみで押さえています。いい加減でしょ?
さて、どの糸で縫おうかしら。
あれこれ考えましたけれど、目立たないようにベージュの糸にしました。
本当は千鳥かけにしなくてはいけないんでしょうけれど、面倒なのでただちくちくとかがっただけですけれど、帯として使えるようになりました。
着物はさとさんからいただいた大胆な格子柄。
こちらはカットした布の三方をかがってティッシュ入れにしてみました。
博多織は布目が詰まっていて針を通すのが大変でちょっと手間はかかりましたけれど、いただいた帯も利用できたし、費用も浮いたので嬉しいわ。
博多織のホームページ→http://www.hakataori.or.jp/shopp/index.htm
献上柄ってなんだろう、と思ったら
返信削除さすが、説明まであって嬉しゅうございます。
こんな帯を締めるひとは、自分で着たりはしなかったんでしょうね。
華やかな御仕度の様子が浮かぶようです。
はさみを入れてはいけない帯が、そんなに長く織られているって
昔はそんな長さで使ったのかしら?
大奥の録画でも見てみようかなw
ご近所のお宮さんの骨董市
次は13日と看板に書かれています。
それまでに体調を整えて、レポートして来まーす♪
5メートルね。それを、グルグル巻くと、どんなふうになっちゃうのかしら?女医さんは、締めていらしたのかしらね?
返信削除帯はハサミをいれてはいけないの?
でも、活躍できる帯が出来上がったのですもの。譲って下さった方も喜んでくれるのではないかしら。
史子さん、たくさんコメントありがとうございます。
返信削除骨董市は5日ではなかったの? 13日は残念ながら行けないので、レポートお願いしますね。
献上帯というのはよく眼にしますけれど、こんなに長いものとは思わなかったわ。ぐるぐるですよ。
マサさん、帯には織りしわがついていたので、多分お使いになったのだと思うのですよ。それで何か考えることがあって、ほどいたのかもしれないわ。とにかく長くてたたむのも大変でした。
返信削除帯の本を読んでいたら、切ってはいけないと書いてあったの。布には命があるとか。でもこれでは3周くらいしてしまいそうです。マサさんなら4周いけるかも。
博多帯は締めやすくて重宝しますね。
返信削除そんなに長い帯だったの?
送っておいて知らなかったわ(苦笑)
でもちゃんと使えるようにしてくれてさぞかし帯も喜んでるわ!
それにしてもなんでもすぐにできる技を持っててびっくり(笑)
値打ちあるね!
さとさん、これ、本当に長くて、いったいどうやって使っていたのかちょっと不思議でした。でもいいものをいただいてしまって嬉しいわ。柿色というかなんというか、いい色ですよ。献上模様のかばんもすてきなのがありました。
返信削除私も博多帯は、大好きです。(福岡出身)
返信削除親が好きだったので、自分で買ったことはないのですが、親からもらったのが4本くらいあります。
としちゃんの帯は、すごい素敵で上品な色ですね。はさみを入れたらいけないって知りませんでした。。。(汗、汗。。。)(^^)
はさみを入れても素敵に工夫されているのですばらしいと思います。
延千代さん、こんにちは。そうでしたね、福岡の人でしたものね。4本もあるなんていいですね。羨ましい。
返信削除これは柿色というのでしょうか、オレンジよりも深みがあって素敵です。
七色くらい使った淡い色のバッグがよかったのですが、ものすごく高くて・・・。