2011年11月27日日曜日

また浅草の履物問屋へ

今年の夏の暑い時、浅草に草履屋さんに行きました。
こちら▼

その時に作ってもらった白っぽい台の草履が履きやすいので、同じタイプの黒の台の草履がほしくて、「歌舞伎ごっこ」で人形町に行ったついでに、都営地下鉄で浅草まで行きました。
ところが都営の浅草駅というのは、銀座線の浅草駅とはかなり離れているのね。
普段は銀座線しか乗らないので分からなかったわ。

吾妻橋のあたりからはスカイツリーがしっかりと見えましたよ。


ちなみに右側に見えるきんと雲のようなものは、アサヒビールのオブジェです。

下の方に豆粒のように見えますけれど、すごい人出でした。

ここからかなり歩いて、履物問屋の「合同履物屋」さんへ。


お店のおかみさんにSサイズの黒の台を探してもらったのだけど、黒はいわゆる葬儀用のものしかなくて、えー、どうしよう、わざわざ浅草まで来て手ぶらで帰るのはしゃくだし、と思っていたら、おかみさんが
「奥さんなら、この色がいいわよ。」とすすめてくれたのが、赤の台でした。

でもあまりに赤くて目立つので「ちょっとねー」と答えたのですけれど、
「奥さんくらいの中高年なら(!)、ちっとも派手じゃないわよ。これにしなさいよ」と半ば押し切られる格好で、臙脂色の台にすることにしました。
Sサイズというのは、問屋さんでもチョイスがないですね。

鼻緒は格安品です。

こちらの黒田商店で誂えると▼、鼻緒だけで1万円以上したのに、この鼻緒は2000円だったかしら。

台はシックなのに、鼻緒はカジュアルで、ちょっとふだんちぐはぐかも。

安物で手を打たないほうがよかったな、と反省。


おかみさんは、「奥さん、この草履は訪問着はだめだけれど、普段着物ならちょうどいいわよ」と、私が訪問着などの高級着物は着ないことを見透かされたようでした。

Sサイズはめったにないので、まぁいいか、と買ってきましたが、なんだか足元ばかり気になってしまいそうで、まだ履いていないの。

やはり自分の好みを押し通した方がよかったのか、今でも気にしているところです。

5 件のコメント:

  1. 私も、中途半端に妥協して買って、あとで後悔することがあります。
    でも、なかなか粋な鼻緒じゃありませんか。台はシックで上品ですし。そこが、チグハグ?
    実際に履いたら、お気に召すかもしれないですよね。

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  2. マサさん、この草履、台はシックなのに、鼻緒がカジュアルっぽいでしょ。お店の人がすすめた安いのを選んじゃって、それでちょっと後悔しているの。
    このお客(私のこと)は高価なものは買わないだろうと見透かされていたみたいだわ。
    どうも私は中途半端なケチだからいけないわね。
    まぁ、いいか、と思ってしまうところがだめなのよね。
    マサさんでもそういう妥協をすることがあると分かり、ちょっと私も安心しましたよ。

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  3. おはようございます~
    一枚目の場所は有名で、一度は写してみたかった場所です。
    浅草から見えるのですね。
    ツリーはオープンしても、当分の間 混雑しますよね。
    足腰が衰えないうちに行ってみたいです。

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  4. ハッセルさん、そうですね、この金色の塊はこの辺りの名物ですね。
    隣の金ぴかのビルも目立ちますが、そこにまたスカイツリーという名物が増えましたね。
    ツリーの入場料はすごく高いので、私の場合、外から眺めているだけですが。
    自宅からもタワーの先の方だけは見えていますよ。

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  5. 初めまして!

    鼻緒のすげ替えを検索中、としちゃん様の
    ブログへ^^;
    合同履物店、是非訪問したいと思っております。

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