「私の江戸東京論」▼という面白そうな話が聞けるというので、両国の江戸東京博物館まで行ってきました。
*お話の内容はまた改めてお知らせしますね。
江戸に関するお話を聞くときは「江戸」にちなんで、やはり江戸小紋がふさわしいですよね。
江戸小紋はよく知られている鮫小紋などのように超細かい柄で有名なのですが、今回は「万筋」といって細い線がたくさん入っている縞の着物にしました。
この着物は、遠目で見るとまるで無地のようなのですが、一寸の間に何十本というくらい非常に細い線が描かれていて、高度な技術が必要なのだそうです。
この柄は江戸の中期から後期にかけては流行したのだとか。
おくみにはこのように絵師さんのお名前と落款が入っていました。
ちょっと高級そうでしょ?
ところがこの高級な生地の着物なのですが、なんと某百貨店のリサイクル市で1000円で手にいれました。(!)
見えないところにほんのちょぴり小さなシミがあったのですが、裏も奇麗だし、サイズもぴったりで儲け物でしたね。
なんだか胸のあたりが妙に膨らんでいておかしいですね。
ほんとはペチャ・○○なのに・・・・。
帯は白地に三つ鱗が織り込んであり、そこに梅と桜の模様があるものです。
今の季節にぴったりでしょう。
非常に長い帯だったので、二重太鼓に結びましたが、お太鼓の真ん中に折れ筋が入ってしまったわ~。
江戸東京博物館に江戸小紋を着て行って、自分では幸せだと思いましたが、どれだけの人が気づいてくれたことやら。
自己満足かもしれませんけれどね。
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