よりによってこんなに暑いときに、旅行に行かなくてもいいのでしょうが、実は理由があったのです。
まず第一は、名古屋の大須観音の骨董市は毎月18日と28日に開かれていて、28日は土曜日だったのでちょうどいいと思ったのです。
そして二つ目の理由としては、29日の日曜日は三味線のおけいこが会場が取れなくてキャンセルになったので、暑いのは覚悟の上で、この週末に出かけることにしたのでした。
のぞみで名古屋に向かいます。
大須観音は去年の6月にも出かけた▼ので、道順もばっちり。
今回はスイスイと到着しました。
境内ではお皿やガラス製品、着物や帯、そして訳のわからないものが山のように売られています。
それにしても、名古屋の暑さは東京とは比べ物にならないほど暑かったですね。
湿気がすごいのです。
身体じゅうから汗が噴き出てきて、品物を見比べる余裕もありません。
それで骨董市の売り物も、かんかん照りの下、着物などもホットになっていましたね。
私の探していた絽の帯はいいものがなくて、残念。
でもこんな素敵な着物姿の方に巡り会えました。私もこんな帯が欲しかったのです。
青の絽の帯です。
貝殻の模様なのかしら。
あまりに素敵だったのでお声がけさせていただきました。
この帯はヤフオクで買ったものだったのとか。
無地の着物にとてもよく合っていました。
やはり古くて素敵な帯はそのようにして入手するより仕方ないのかもしれませんね。
骨董市の日差しから逃げるようにして、商店街に入りました。
でも残念なことに、目指していた「コメ兵」は安売りの1階のフロアが工事中でお休み。
2階は高級品ばかりで、ちょっと手が出ませんでした。
それでも大須観音商店街には呉服屋さんがいくつかあるので、そちらを覗いてきました。
格安の戦利品がありましたよ!
なんと210円という帯です。
(そのうち、お目にかけますね)
大須観音のお土産はこの帯だけ。
この後は地下鉄と名鉄を乗り継いで、絞りで有名な「有松」に出向いたのでした。
(この項、続きます)
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