2012年12月11日火曜日

関西着物旅 11 ~大和文華館~

着物関係の記事が続いている旅行記ですが、今回はお花の写真を載せてみました。

11月28日に、奈良県の高級住宅街「学園前」にある「大和文華館」▼に行った時のものです。


ここは近畿日本鉄道(近鉄)の五代目社長だった種田虎雄(おいたとらお)さんが昭和35年に建てた美術館で、日本文化を伝える素晴らしい所蔵品が展示されているところです。

建物の中には大きな松の木をはじめ、たくさんの植物があり紅葉が楽しめました。
また敷地の中には大きな池もありました。


なだらかな道をたどって行くと、美術館にたどり着きます。


今回の展示は「桃山、江戸前期の美術」でした。
この時代は、長い戦国の世に終わりをつげ、武家や町人の文化が花開いた時期です。

主に17世紀初頭から18世紀前半の都市の様子を描いたものが展示されていましたが、こちらのパンフレットにある絵は俵屋宗達の「耕作図屏風」といって、田植えをしている農民の姿や、牛を働かせている農民の姿が描かれている珍しいものでした。


他にも「伊勢物語」の色紙や尾形光琳の絵、尾形乾山の箱やお茶碗、きれいな蒔絵の箱などが展示してありました。

お庭のお花達。


これはサザンカでしょうか。
ピンクの花びらがとても可憐でした。

 

赤と白の「侘び助」


小さくて、とても可愛らしかったですね。


庭園には梅の木がたくさんありました。
来年の1月か2月ごろにはきっときれいな花を咲かせることと思います。
その時にまた寄ってみたいと思いました。

「大和文華館」のお土産はあぶら取り紙にしました。

一時、お土産に絵ハガキばかり買い込んで、使えきれないほどたまってしまったので、最近は実用的にあぶら取り紙にしています。


この絵は「婦女遊楽図屏風」の一部です。
衣装からすると、安土桃山か江戸時代前期の屏風でしょうね。
遊女のゆったりとした感じが好ましく思います。

(この項、まだ続きます)



2 件のコメント:

  1. ここは良かったですね。
    としちゃんのお陰で奈良に来ても色んなところへ行けるので嬉しいです♪
    ぜひ梅の時期にいらしてください。

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  2. 私もさとさんのおかげで関西に拠点ができて、
    いろいろな所へ行けるのが嬉しいわ。

    梅の時は梅の帯にしようかしら?

    長浜の梅盆栽展も行きたいし・・・。

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