民芸館は駒場東大駅から数分歩いた住宅街にありました。
立派な建物ですね。
梅の花はまだ固い蕾でした。
お向かいにはお蔵がありました。
ドーンと立派です。
初代館長は柳宗悦、二代目は陶芸家の濱田庄司、三代目は宗悦の長男の柳宗理と続いているそうです。
陶磁器、染織物、絵画など独自の視点で集められた作品が17,000点ほど収蔵されています。
この日の展示は、「日本の漆」▼でした。
漆というと高級なイメージがありますが、こちらの漆は実際に使われていたお椀やお盆、道具箱などの実用品が多かったですね。
時代も室町時代、桃山時代、江戸時代のもの、そして琉球王朝のものやアイヌのものも置いてありました。
こんなにいろいろな種類がありました。
螺鈿細工のある美しいものから、シンプルなものまでいろいろ。
漆は日本、中国、韓国、東南アジアに分布する漆の木からとれる樹液で、天然の塗料として古くから用いられたそうです。
とくに江戸時代になると、漆に金粉や銀粉を用いた蒔絵が発達しました。
今回の展示には、素朴で温かい感じの品が多かったですね。
民芸館ならではの選択なのでしょう。******
展示会の後は小腹がすいたので、近くのカフェに入って、こんな大きなシナモン・トーストを半分ずついただきました。
そうそう、Uさんの帯は、前に中村さんの展示会で買った北欧風の柄の帯です。
シックでそれでいて遊び心のある帯ですね。
私が締めていた帯は、この日の展示品と色がそっくりでした。
黒にオレンジ。
柄も似ていますね。
うたどんさんからの頂き物の帯です。
白っぽい着物に合わせて締めてみたのですが、作品と帯が同じ風合いになって、期せずして嬉しくなりました。
同じものを見ても、人によって目の付け所が違って新鮮に感じたり、良くまとまったコメントに感心したりもします。
返信削除私の帯は写真で見ると地味な印象になるのですね、帯揚げも今回は綺麗に仕上がっているのが確認できて嬉しいです。(Uより)
maryhitsujiさん
返信削除そうそう、帯揚げがとてもきれいですね。
私はいつも真ん中がぴょこんと出てしまうのですが。
民藝館は独特の視点で収集したような品がありましたね。
お誘いいただきましてありがとうございました。