暑い夏が近づいてきました。
夏に着物を着るにあたって、私はそれほど大汗かきの体質ではないし、むしろ冷房に弱い体質なので、30度くらいの気温の日でも、割と平気な顔をして着物を着ています。
ところが困ったことがって、それは私の「かぶれ体質」。
一番肌に近いところには、きくちいまプロデュースというフェリシモの和装ブラというのをしているのですが、これが総レースで可愛いのだけれど、暖かくなって着用していると、かぶれてしまうのです。
お腹の帯を締めるあたりに赤いぼつぼつができて、痒くてたまらない。
また夏は麻の二部式襦袢というのを着用しているのですが、お腹のあたりは布が重なってしまうし、裾のあたりもごわごわして裾さばきがなんとなくもたつきます。
そこで<かぶれ防止>と<ごわごわ防止>をなんとかしたいと思ってネットで探していたら、「つゆくさ」▼という会社の、上半身は楊柳の綿、下半身はキュプラの絽という着物スリップがありました。ごていねいに胸パット付き、ウエストの脇と背中のお尻の上にも柔らかいパットが付いているというのを見つけました。
またこれと一緒に「替え袖」というのも頼んでみました。これを先ほどのスリップに付けると、普通の襦袢のようになるというわけです。
マジックテープがどのようについているか、知りたかったのです。
ネットで注文したら翌日にすぐ配達されました。
ところが着用してみたら、やはりスリップの丈が長すぎるので、おなかのあたりをミシンで2センチほど縫い上げました。
また替えの袖は、裄が61センチから68センチまで対応可能と書いてありましたが、私は肩幅がないので、やはり裄が長すぎるので、肩上げをしました。
でもそれでもまだ長すぎるので、袖口を折って、袖の幅を狭くして、裄を短くしました。
また腰のところについていたパットを入れるためのポケットの位置が下すぎるので、これもほどいて、3センチほど上のところに縫い直しました。
こちらの写真が腰パットを入れるためのポケットです。
あーあ、ずいぶんと手を加えたことになります。
どこも直さないですぐに着られる標準サイズの人が羨ましいわ。
ということで、昨日は着物スリップのお直しをして、ついでにレースのカーテンの丈もミシンで詰めてと、あれこれお直しをしていたのでした。
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