新橋演舞場に行ってきました。
今回は坂東三津五郎さんが主演の歌舞伎だったのですが、すい臓がん(?)のために休演となりました。
劇場にはこのようなお詫びが出ていました。
代役をされた橋之助さん、翫雀さんはピンチヒッターとは思えないほど、うまく演じていたと思いますよ。
こちらは事前に郵送されたチラシ。
真ん中に三津五郎さんが写っていますね。
こちらは劇場で見たポスター。
うまく修正してありました。
最初のお芝居「御浜御殿」は、真山青果の作った忠臣蔵の一幕なのですが、今の浜離宮が舞台でした。
後に徳川将軍家宣となる徳川綱豊が、まだ将軍になる前のお話です。
愛人役の中村壱太郎くんがとても可愛い役をしていました。よよと泣き崩れるところなど、ほんとにけなげな感じでした。彼はまだはたちくらいだと思うのですが、、女形には最適だと思いました。さすが藤十郎の孫ですね。これからが楽しみだわ。
それと5歳くらいの子役が出てきて、ほんとうに可愛らしかったわ。
どんなに上手な役者さんでも、子役には食われてしまいますね。
次の「男女(めおと)道成寺」は娘道成寺を元にした踊りとお芝居。
華やかで、そしてお坊さんたちの踊りなどのコミカルなところもありました。
私は深刻なお話よりも、こういう華やかな舞台が好きですね。
踊り手は橋之助さんと片岡孝太郎さん。二人の踊りは本当に上手でした。
着物の早変わり(糸を引くと、下から別の着物が出てくる)もあって、楽しめました。
この道成寺の中で、長唄の人の襲名披露がありました。
歌舞伎役者さんから直々に襲名挨拶をしてもらって、この唄い手さんはきっと感激をしたと思います。
三味線の演奏も素敵でした。
それにしても、三津五郎さんが出ないためか、劇場には空席が目立ちました。
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この日の装い。
まだ30度以上あり、暑かったので絽の着物です。
それでもまだ暑かったですね。
自慢でありませんが、着物も帯も帯締めもみんなリサイクル品。
かろうじて帯揚げだけは新品で買いましたが・・・。
いつもながら、安上がりの私です。
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