全部で33のお店が出ていましたが、日本古来の伝統的な技に現代的なセンスをプラスしたお店が多くて、どちらかというとあまり三越っぽくない雰囲気でした。
お目当ては染めもの中野さん▼です。
中野さんの作品に初めて出会ったのは、宮島のギャラリー「宮郷」▼でのこと。
とても手描きの柔らかい色合いのタペストリーに惹かれました。
その後、伊勢丹のイベント「井戸端・着物マーケット」▼で中野さんと直接お会いできました。
そして今回、たくさんの作品と、中野さんにもお会いすることができました。
中野さんは、「紅の豚」をテーマにした飛行機の帯をしていらっしゃいました。
もちろん、ご自身の作品です。
実は先日、宮崎駿さんの「風立ちぬ」で、昔の飛行機のかっこよさを見ていたので、中野さんの飛行機にも感激しました。
私が冗談に「ロケットの絵なんてないですよね」とお話ししたころ、なんとロケットの絵柄もあってびっくり。そこには水金地火木土天海冥という太陽系の惑星がずらりとならんだ楽しい模様でした。
帯のほかに、半襟、帯揚げ、袱紗、ガマ口などありましたが、どれも面白い絵が書かれていました。数字が123・・・と並んだ半襟なんて、とても奇抜でした。こういうセンスはどこから湧き出てくるのでしょうね?
帯揚げが欲しかったのですが、私の好きな色には鳥の柄が描かれていたので、ちょっと諦めました。私は鳥はどうも弱いので・・・。
それで帯締めにしようと思いました。どくだみのお花も気に入りましたが、帯は花柄のが多いので、花柄は諦めて、ちょっと変わったものにしました。
なんだと思いますか?
実は、こうもりなんです。
でも抽象的な柄なので、あまり怖くはないですね。
ということで、今まで敬遠した動物柄を初めて手にしたのでした。
私の着物世界も、ちょっと変化があるかしら?
このイベントは9月16日まで日本橋三越で開かれています。
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