京都木工芸東京展~はんなりの世界~という催しがあるというので、行ってきました。
新宿駅南口からは、NTTドコモののっぽビルが正面に見えました。
会場は新宿3丁目と新宿御苑の中間あたりにある、天龍寺というお寺さんでした。
こんな繁華街にお寺があるとは知りませんでした。
このお寺は、徳川家康の側室であり、二代将軍秀忠を生んだ於愛の方の父親のお寺なんだそうです。天正19年(1591年)に創建されたそうです。
お庭には観音様が立っていました。
ここは江戸三大名鐘という「時の鐘」でも有名なのだそうです。
大みそかにはその音が鳴り響くのでしょうね。
さて、このお寺の中で木工芸の展示会が行われました。
この展示会は京都で活躍している工芸家さんたち(でよいのかな?)が、ご自分の作品を展示・販売していました。
主にお茶の道具が多かったようですが、それ以外にも日常にも使えるさまざまな箱やお盆、銘々皿、桶、照明器具などが数多くありました。
お茶の「しきし箱」(茶せんや棗などの道具を入れて持ち歩くケース)というのが気に入りました。桐でできているそうですが、すっきりとしていて、気品がありました。
私は若い女性彫物師の方に案内してもらいました。
この方は、女性らしく、アクセサリーやキーホルダー、宝石箱、帯留めなどを作っていました。彫るだけでなく、いろいろな素材の木をはめ込んだものがとてもきれいでした。
去年の12月、京都に行った時、御池にある京都伝統工芸館を見学した▼のですが、彼女はそこの専門学校の卒業生さんだそうです。
今度は渋谷ヒカリエで女性だけの職人展というのにも出展されるそうです。
また田町の女性就業支援センターでも展示会をされるのだとか。
京都の伝統の魅力を、現代に伝えるよう励んでいらっしゃる若い女性を応援したい気持ちになりました。
こちらはお土産に頂いた、薄い木でできている栞。文庫本にちょうど良いサイズです。
なかなかオシャレなプレゼントですね。
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この日の装い。
急に寒くなったので、今秋初の袷を着てみました。
鎌倉のリサイクルショップで、2000円で買ったぶどう色の着物です。
かなり寸法が小さいのですが、軽くて着やすい着物です。
帯は先日、名古屋の大須に行った時、コメ兵で買ったもの。モノクロに見えますが、ブルーグレイの模様です。
青い帯締めはそれに合わせて、BERRY工房さんで選んでもらったもの。
これは初めから飾りがついているので、帯留めがぐるぐる回ってしまわないというスグレものです。
もう1色、買っておけばよかったな。
外を歩いているときは袷でちょうど良かったのですが、お店の中や地下道では袷では暑くてたまりませんでした。
何を着るか、チョイスが難しい季節ですね。
木工芸って素敵ですよね。
返信削除結構高価なものが多かったりしてなかなか手がでないのですが憧れます。
最近本当に寒暖の差が大きくて、毎日洋服選びに困ります。
広島も暑かったり寒かったりでしょうか。心ちゃん、気をつけてね。でも子どもはちょっと暑いとすぐに脱いでしまうので、そのほうが健康には良いかもね。
返信削除木工芸ですごいと思ったのは、木でできている釘というのがあって、それで面と面をつなぎ合わせるのだそうです。それがまるで表面上は分からずにきれいに仕上がっているのが、すごいと思いました。
どの作品もすっきりとしていましたね。
高価でしたが、絶対に自分では作れないものですね。椿の柄の帯留め、買っておけばよかったなと、ちょっと後悔しています。
お寺で展示会というのも、珍しいですね。
返信削除木工の工芸品をデパートで見かけたりしますが、「こんなにするの?」と思うくらい高かったりします。でも、時間をかけて丁寧に作られているわけだから、当然でしょうね。
ホントに肌寒かったり汗ばむ陽気だったりしますね。
先週の金曜日、Tラを保育園に送っていくとき、肌寒かったのだけど長袖の服が一枚もなくて、パジャマの上着を引っかけていきました(苦笑)保育園の前で脱がせましたけどね。
「おばあさんは厚着させる」と思われるのは悔しいから、11月いっぱいは半袖しか着せないつもりです。
木の細工など、ほんとに丁寧で細かい仕事ですね。今回は販売もしていたのだけれど、値段の安いものでもいいものもあるし、高くてもどうして高いのか分からないものもありました。素材にもよるそうですが。
返信削除Tラちゃん、まだ半そでなんですか。元気ね。
でもおばあさんは、つい、風邪をひかせないようにと厚着になってしまうでしょうね。今週はまた暑くなるそうで、お彼岸を過ぎたのだからいい加減にしてほしいわね。