常滑は「やきもののふるさと」と言われているところですが、名古屋からは電車で40分くらいで着きました。
壁に古い焼き物をはめ込んである独特な町並みです。
常滑ではかつては土管や植木鉢などが作られていました。
その歴史ある場所で、やきもののことを学び、体験し、魅力に触れることができるのが、INAXライブミュージアムです。
こちらがミュージアムの象徴である窯のある広場です。
この煙突は1921年(大正10年)に作られたそうです。
資料館や博物館、お土産コーナーも充実していて、楽しめる場所でした。
焼き物のお勉強から始まります。
昔作られていた土管。
人が通れるくらいの大きな土管もありました。
昔は、こういう土管の中で、かくれんぼをして遊んだ記憶があります。
ドームのようなところですが、ここは何をするところだったかしら?
ワインカーブのようなところでした。
タイルを焼く場所ですが、レールが走っていて、そこを通るので焼き方が一定になります。
こちらは明治時代のトイレと、現代のトイレ。装飾がきれいでした。
ここには、旅行の1日目に明治村で見たライト設計の帝国ホテルの玄関のタイルがありました。
常滑でもこのレンガに出会えたのは、意外でした。
関東大震災にも負けなかったレンガです。
世界のタイル博物館。
私は常滑でこれを見たかったのです。
あまりにたくさん美しいタイルがあって、見とれてしまいました。
世界最古のエジプトのタイルというのもありました。青っぽい緑色のタイルでした。
タイルは世界中の各地で利用されていたのですね。
さまざまの美しいタイルを見て満足しました。
こちらは私が写した写真のコラージュです。
どれもブルーがきれいでした。
孫へのお土産に、頭文字の入った小さなタイルを買いました。
大正から昭和初期にかけては、「建築陶器」と呼ばれるテラコッタが多く作られたそうです。
松坂屋デパートの飾りのテラコッタ。格調が高いですね。
美しい青いレンガを背景に。
少しは足が長く見えるかしらね。
土と水をこね合わせ、そして火で焼いて作る焼き物ですが、古の人も土をこねて、そこから容器を作りました。縄文土器や弥生土器などもそのようにして作られたのでしょうね。
私たちも土に触れると、なんとなく嬉しい気持ちになるのは、古代の人たちと共通の感覚なのでしょうか。
この後は、バスに乗ってセントレア空港まで行ってみました。
(この項、続きます)
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