三十三間堂の向かいに京都国立博物館があります。とても美しい建物です。
そしてその後ろに、豊国神社があります。
これは秀吉を祀る神社で、太閤さんにあやかって、出世開運の御利益がある神社です。
ちなみに豊国神社という名前の神社は、日本のあちこちにありますね。これまで長浜や宮島でも見た記憶があります。
こちらの豊国神社で有名なのは、国宝の唐門です。これは秀吉がその生涯をとじた場所である伏見城の遺産だそうです。
なんだか、足長に見えますね!
「着物パスポート」のおかげで入館料が割安になっていたので、宝物殿の中を見てみました。
ここは大正時代に建てられたそうです。
秀吉の遺品の他、甲冑やらいろいろな歴史資料がありました。
これはすごいと思ったのは秀吉の子ども(秀頼?)が使用していたと想像される乳母車でした。
小坂学さんという方の作品でした。最近の作品ですが、黒塗りに螺鈿やらがはめ込まれていて、金ぴかですごく豪華でした。
秀吉がこれを見たら、きっと大喜びするだろうと思いました。
境内では縁日が開催されていました。8のつく日に開かれているそうです。
骨董品や訳のわからないものもいろいろありました。
いつも神社の骨董市で着物を調達している私ですが、さすがにここのはいかにも古着という感じで、眺めただけでした。
神社の向かいに小さな公園がありましたが、なんと「耳塚公園」という名前でした。
いやー、秀吉の朝鮮出兵の際の残忍な耳切り事件が思い出されて、ちょっと写真を撮る気分にはなれませんでした。
こちらのすぐそばに、大坂の役の発端となった鐘銘事件で有名な方広寺があったのですが、耳塚で度肝を抜かれて、そちらに行くのをすっかり忘れてしまいました。
少し歩き疲れたので、どこかで休憩しようと思っていましたが、七条でAmazon▼という喫茶店を発見。その名前に釣られてここで休憩することにしました。
フランスパンのトーストとコーヒーがついて390円というのは格安ですね。
常連さんのようなおばあちゃんが、のんびりと関西弁でおしゃべりをしていました。
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