2014年1月5日日曜日

「博物館に初もうで」3 ~着物など~

東京国立博物館の本館では「日本美術の流れ」▼というタイトルで、縄文時代の埴輪から、江戸時代の浮世絵にいたるまでの、国宝や重要文化財などの展示がしてありました。
嬉しいことにほとんどが撮影OKでした。

埴輪。
かなり大きくて1メートル以上あったと思います。
こんなのが土の中から出てきたら、驚いてしまうでしょうね。
銅鐸も立派でした。


ぐっと時代が下って浮世絵。
こちらはお正月らしい絵でした。


中でも興味津津だったのは「暮らしの調度」というコーナーと、「江戸のファッションとデザイン」というコーナーでした。
ここは安土桃山から江戸時代にかけての、着物がわんさかと展示してありました。

豪華な刺繍、これでもかというほどの絞り、金銀、染め物・・・。
圧巻でした。

唐織の着物。
能装束のようでした。


絞りが素晴らしかった着物。


とても上品な振袖。
地紋が素敵でした。


これは「間着」というそうです。
打ち掛けと小袖の間に重ねて着るのだとか。
鶴の刺繍があまりにも立派で圧倒されました。
こんなすごい刺繍をするのに、どれだけの糸を使ったんだろうなんて思ってしまいました。


これも「間着」。
背中の扇と、裾の亀さんの組み合わせが大胆ですね。
江戸のファッションって、本当に驚かされますね。


こちらは家茂が着用していたという着物。
写真では良く分かりませんが、なかなか渋くて素敵でした。


着物ではないのですが、一番可愛らしかったのが、こちらの鹿ちゃん。
お尻を向けたポーズがとても可愛らしい。


私は動物の絵画にはほとんど興味がないのですが、この鹿ちゃんだけは、負けましたね。
角度を変えて2枚も写してしまいました。

足元にある緑の色合いも良かったですね。


柴田義董(しばたぎとう)という人の筆による屏風です。

他にも、午年にちなんだ馬ばかり集めた展示や、高円宮様の根付コレクションなど盛りだくさんでした。

日本美術の流れをきちんと紹介していて、それで600円とは本当にお得な新春プレゼントでした。

(この項、もう少しだけ続きます)



4 件のコメント:

  1. ひょっこり1/06/2014

    としちゃん、遅ればせですが今年もどうぞ宜しくお願いします。
     新春らしい素敵なお着物の数々だこと。
     写真でも充分豪華なので、目の前にするとさぞかし見ごたえがあったことでしょう。
     今年もたくさん出かけて「フットワークのとしちゃん」(私が勝手に名づけてます)の本領をここでいっぱい公開してください。
     
     年も明け、気持ちも新たにお元気になられましたか?案じておりましたので良かった。

     私も新しい自分探しに今年は挑戦します?

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  2. ひょっこりさん、まだ新年のご挨拶をしていませんでしたっけ? すいません。白々しいのですが、あけましておめでとうございます。
    昨年は妙なご相談をしてご迷惑をおかけいたしました。まだ完全には回復していないので、いまだに7階まで毎日歩いて往復しています。足の筋肉もついてきたかもしれません。
    着物が展示してあるとは思っていなかったので、すごく嬉しかったですね。
    今年は新しいひょっこりさんが誕生でしょうか? 楽しみですね。

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  3. としちゃん様

    ご無沙汰しております。natuです。
    昨年は大変お世話になりました。
    国立博物館、よいですね。
    私もぜひ行ってみようと思います。

    今年もよろしくお願いいたします。

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  4. natuさん、遅くなりましたが新年おめでとうございます。
    実はnatuさんのブログは毎日拝見しているのですよ。でもコメントする方法が難しいので、読ませていただいているだけですが。
    またお会いできることを楽しみにしていますね。
    国立博物館はおススメですよ。

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