紙切りというのは、昔からある日本の伝統芸ですが、落語家さんが鋏を片手に、面白い話をしながら、お客さんの注文に応えて、白い紙をちょきちょきと形のあるものにしていく演芸ですね。
お正月にはとくにおめでたいものを作り出しています。
今回は林家二楽さんという噺家さんが演じていました。
ステージは本館の玄関前でした。
大勢のお客さんが山のようになって見ていたので、チビの私は人の背中しか見えなくて、なかなか良い写真が撮れませんでした。
横のほうから写してみました。
昔はお正月にはテレビの寄席中継があり、そこで紙切りの芸を良く見ていましたが、間近で見たのは初めてでした。
どんな注文にも応じて切ってくれました。アンパンマン、ドラえもん、「鯉の滝上り」・・・・。
いや、すごい芸ですね。
この日は、風が強かったので、紙が動いてしまい、なかなか切りにくそうでした。
それでもばっちり。
こちらは今年の干支の「馬」です。
下書きも何もなく、これだけ切れるのですから、素晴らしいものです!
おしゃべりも楽しかったですね。
無理な注文をするお客さんもいるようで、たとえば「透明人間」なんていうときでも、ちゃんと形を作るのだとか。
また商売柄、鋏をたくさん持っているので、飛行機に乗る時は大変なんだそうです。
そんな話芸をしながら、お客さんを喜ばせていました。
博物館もなかなか粋な企画をするものだと思いました。
(この項、続きます)
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
返信削除今年も、どうぞよろしくお願いします。
そういえば、私も元日にF天神に初詣に行って「つくる市」を覗きました。
夫は、木工の小さな椅子がたいそう気に入ったみたい。「Tラにどうかなぁ」と言っていましたが、2万4千円もするので、「Tラは一年もしないうちに座れなくなるよ」と諦めさせました(笑)
マサさん、新年おめでとうございます。といってももう5日です。早いですね!
返信削除お正月の「つくる市」はいつもとはだいぶ顔ぶれが違いましたね。木工は初出店かしら?
すぐやる部長さんなら、Tラちゃんの椅子も手作りできるのではないかしら?