アロマ・マッサージで気持ち良くなった後は、ちょっと二子玉川まで足を延ばしてみました。
「柳小路」という京都風の路地を歩いていたら、なんと10年以上も前に、大学で働いていた時の先生とばったり遭遇して、本当に驚きました。
彼も当時は若き助手だったのですが、今はしっかりとした中年男(失礼)。
着物姿の私を見て、きっと「ずいぶんと老けたな」と思われたかもしれません。
ちょっと回想に耽っていたところ、「ふーる」▼という着物屋さんを発見。
普通の呉服屋さんのようで、ショーウインドウには結城紬や豪華な刺繍の帯が飾られていて、15万円とか50万円とかいう着物や帯を売っているようなお店でした。
私には縁がないかと思いましたが、どういうわけか、そんな中、「1000円」と書かれた帯が1枚だけ飾ってありました。
裏のないざっくりとした織りの帯でした。
色がとても鮮やかな赤でした。
朱色の帯はよく目にするのですが、赤い帯というのは意外と見当たらないんですよね。
おまけにまるで新品!
お店の人も「どうしてこの値段なんでしょうね」と不思議がっていました。
無駄なモノは買うまいと思っていたのですが、デニム着物にも、大島紬にも似合いそうなので、つい手が出てしまいました。
こちらがその帯です。
抽象的な柄なので、季節を問わない帯ですね。
パソコンだとピンクっぽく見えますが、実物はもっとしっかりとした赤です。
「オトナの赤」という感じかな。
帰宅してすぐ、そのときに着ていた着物と帯揚げもそのままに、帯だけ結んでみました。
私はけち人間なので、たとえ1000円のものでも、役立たないものは却下しますが、これは、なかなか役立ちそうな感じがします。
赤はお洒落な色ですよね。
返信削除洋服でも赤いベルトをするとお洒落ですものね。
きっといろいろな着物に映えることでしょうね。
マサさん、そうね、ワンピースに赤いベルトを締めるとすごくしまりますものね。そう思うと、帯はベルトと同じ役目なのね。
返信削除それに、これはとても締めやすそうなので、助かります。