今月の新橋演舞場は「母をたずねて膝栗毛」。
登場する俳優さんがすごいのです。
大阪の藤山直美、新派の水谷八重子、歌舞伎の中村獅童、坂東巳之助、そしてどういうわけか奥田瑛二。
いったいどういう組み合わせなんでしょうね。
こういう面々が繰り広げる江戸時代を舞台とした喜劇でした。
今、ちまたでは孤児院の子供たちを扱ったテレビがなんだか問題になっているそうですが、このお芝居も、親をなくしてお寺に預けられたかつての子供たちが主人公のお話です。
テーマは「親は無くとも子は育つ」。
てんやわんやの珍道中でした。
それにしてもみなさん、ほんとに芸達者。
人を楽しませることを分かっていらっしゃいますね。
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この日の装い。
なんだか「笑点」の大喜利に出てくる落語家さんのような着物でした。
高島屋の着物市で買ったと思うのですが、サイズがドンピシャで、後先考えずに買ってしまったもの。
たしか3000円でした。
ただしあまりに派手な色なので、着る機会がありませんでした。
立春も過ぎたので、春めいた着物でもよいかと思い、着てみました。
どんよりとした色の多い町では、何かと目立ってしまいそうでしたが、まぁ、いいか。
帯は何にしてよいのか迷いましたが、白の川島織物。
後ろ姿はこんなふうです。
そういえば、お芝居を見ていた方の中で、白大島に黒の雪の結晶の帯を締めた方がいらっしゃいました。パッと見たら素敵だったのですが、あまりに裾を短く着ていたのと、ごつい黒の時計をしていたので、幻滅しました。
人の振り見て我が振りなおせ、ですが、他人様の着姿もいろいろと参考になりますね。
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