ここには御嶽神社のほかに、塩竃神社、天神社、水神社などなんでもありのところで、いろんな神様が集まっているようでした。
地図などはこちら▼をご参考にどうぞ。
鳥居をくぐります。
中はとても広い敷地でした。
かなり立派なお社でしたが、先生の話によると、この土地の下にはなんと圏央道が走っていて、そこでもらったお金があるのではないか、ということでした。
なんだかうまくやっているようで・・・。
蔵王権現を祀った神社で、総本社は吉野金峰山寺の蔵王権現堂。
ちなみに蔵王権現というのは、日本独自の宗教である修験道の本尊のこと。
あらゆるものをつかさどる王だそうです。
ご利益は五穀豊穣、厄除け、商売繁盛、交通安全、家内安全。
創建されたのは元和2年(1616年)というから江戸時代の初期ですね。
この辺りの名主である吉野織部之助正清が、新町村開拓完成と同時に、ここに大和国金峰山権現を勧請して、祀ったそうです。
りっぱなおみこしもたくさん並んでいました。
ガラス越しなどでうまく写りませんでしたが。
水神社。
水波能売神(みずはのめのかみ)と各井戸乃水神(かくいどのすいじん)を祀ってあるところです。
昭和50年(1975年)に、多摩川にある水波能売神をこちらに持ってきたとのことです。
その後、町内にある10の井戸に対する感謝をしているそうです。
こちらの天神社は昭和61年創建。
九州にある太宰府天満宮より勧請。
ご利益は、学問、文芸、受験合格。
言わずと知れた菅原道真公を祀ってあるところです。
こでちょっぴり雨が降ってきました。
私は雨晴れ兼用の傘を持っていたので、助かりました。
天神社の絵馬には大学受験や高校受験、資格試験合格の願い事がいろいろと書かれていました。
それでも間違って、安産や良縁祈願の絵馬も混じっていたりして、おかしかったですね。
それもいろんな神様が集まっていすぎるからでしょう。
そして塩竃神社。
明治19年創建。
宮城県にある塩竃神社より勧請。
ご利益は、安産、子育て、子授け、縁むすび。
(写真は取り忘れました。)
と、こんなふうに、ここへ来れば、一通りの願いが叶うというところでした。
「勧請」(かんじょう)という言葉が多くありましたが、これは「神仏の分霊を他の場所に移しまつること」という意味で、つまりどうぞこちらにおいで下さいといって、別のところに祀ることだそうですが、それには多分、多額のお金が動いているのでしょうね。そのあたりの説明はありませんでしたが、そういうシステムは他の宗教にはあるのでしょうか。
日本の神様って、神様どうし、けんかしないものなのでしょうか?
ここの敷地はかなり広いので、「今度来たら、また別の神様が増えているかもしれないわね」と、みんなで笑ったのでした。
(この項、続きます。)
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