若い時に比べて、整理整頓の能力がかなり低下しているのでは、と思うことがあるんですよね。
それは、いつもカギや眼鏡、パスモなどをどこに置いたか忘れてしまって、探している時間が多くなったという現象からもよく分かります。
家の中のどこに置いたか、を忘れることもありますけれど、ハンドバッグの中のどこのポケットにしまったかも、なんだかすぐに忘れてしまう。
私はA4サイズのノートやパンフレットを入れて歩くことが多いので、着物の時でも、つい大き目のハンドバッグを利用するのですが、バッグの内側が黒いと、探すのが一苦労。目も悪くなったせいかしら?
そしてそのバッグもいつも同じではなくて、服に合わせて、あるいは着物に合わせて、また近所へ行くとき、自転車に乗るとき、電車に乗るときに合わせて取り替えているものだから、すぐにパスモなどのありかを忘れてしまうのです。
それって私にとってはかなりのストレスでした。
ということで、「バッグ・イン・バッグ」というものを買ってみました。
これさえあれば、バッグを取りかえる時に、これごと持って、別のバッグにポンと入れればよい、という製品です。
お店にはたくさんのバッグ・イン・バッグがありましたが、すぐに探し物が見つかることを考えて、なるべく内側の色が白っぽいものを選びました。
こちらは外側が明るい感じで気に入って、内側も淡いグレイでビニール・コーティングされているので、多少は濡れたものを入れても大丈夫かなと思い、選んでみました。
小さな取っ手がついているので、それが便利なようです。
バッグ・イン・バッグを数日使ってみての感想です。
便利と言えば便利ですが、やはりこのバッグが増えると、その分の重みが増して、バッグを持つ肩や腕に影響しますね。
それと、この小さなバッグにはいくつかの仕切りがしてあり、また内側や外側にポケットがたくさんついているのですよ。
携帯電話用、お守り用なんて仕切りもあるのだけれど、私のスマートフォンはかなり大きいサイズなので、残念ながらうまく収まりませんでした。
仕切りのポケットが多いのは、サービスから付けたのだろうけれど、あまりにポケットが多いと、そのうちのどのポケットにカギをしまったかが、またしても分からなくなってしまうのです。
それであちこちゴソゴソと探したりして・・・。
頭をクリアーにするほうが先のようですね。
以前、母にバッグをプレゼントしたことがあるの。
返信削除ポケットがたくさんあるほうが便利だろうと思ったのだけど、「ポケットがたくさんあると、どこにしまったかわからなくなる」と言ってましたね。
確かに、母と外出すると、「どこにしまったかしら」と、ゴソゴソガサガしょっちゅう何か探しています。
便利すぎて不便なこともあるのね。
いやはや、私もマサさんのお母様と同じ状況だわ~。
返信削除昔、まだ私が若かったころ、母と叔母を連れてヨーロッパに行ったことがあるのですが、そのとき、叔母がいつもバッグをごそごそとやっていたのを思い出しました。
思い出してみると、今の私くらいの年齢だったのでしょう。
年取ると、これだから嫌だと思いましたが、自分がそうなっている!
娘には馬鹿にされそうだわ。