この前、目白の「花邑」で素敵な自作帯の作品展を見てきた▼のですが、また目白に行ってきました。
というのも、先日の作品展で、会場に襟巻を置き忘れてきてしまったからです。
古びた襟巻だったので、捨ててもらっても良かったのですが、何となくもう一度花邑に行ってみたいという気持ちが湧いてきて、それで襟巻を引き取りに、また目白までお邪魔することになりました。
今回は、普段の帯作り教室の時間にお邪魔したので、生徒さんたちの作業風景を見学させていただくことができました。
その風景をちょっとだけご紹介。
手前の方は、帯の表地と裏地を合わせている作業のようでした。
(詳しいことは分からずにすいません。)
長い帯の両面をきっちりと合わせるのは、難しそう。
布の上に、重石のようなもの(正式名は分からないのですが、文鎮のようで、かなり重たいもの)を置いて、ずれないようにされていました。
向かい側の方は、作り帯の最終仕上げ部分として、手先を縫い付けているところです。
この作り帯は、お腹の部分、お太鼓の部分、そして手先という3つのパーツから成り立っていました。
雀の柄がとても可愛らしかったですね。
鳥好きの友人なら、きっと喜びそうな帯でした。
裏地もなかなか渋くて、センスがありました。
どんな着物に合わせるのか、興味がありますね。
もうお一人の方は、洋服に使う生地を裁つ作業をされていましたが、表は乙女チックな模様、裏は水玉で、楽しい帯になりそうでした。
この方は、作品展のときは浮世絵の帯を提出されていた方でしたが、実は裏地は子供には見せられない絵柄になっていたことも教えていただき、えーっと驚きました。
作品展の時に写したこの写真だと、裏まで見えないですね。
この帯の裏側をご覧になりたい方は、こちらの「やものブログ」▼に詳しく書かれていますので、お楽しみくださいね。
生徒さんはそれぞれ違う作業をしているのですが、すぎえ先生は生徒さん一人ずつに、丁寧に教えていらっしゃいました。
お教室が終了してから、帯教室の生徒さんのSさんと甘味処で有名な「志むら」でランチをいただきました。
私は手前のお赤飯定食。
お赤飯が好きなのです。
その後は、花邑に置いてあった「LUNCO」▼のチラシを見て、新宿の伊勢丹に寄ってみました。
LUNCO(ランコ)は目白にあるアンティーク着物のお店です。
「今昔きものフェスティバル」というイベントで、他にもいろいろとリサイクルきものやさんが出ていましたが、伊勢丹はやはりかなりお高いですね。
眺めてきただけでした。
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この日の装い。
帯の先生にお会いするので、どの帯にしようかと思いましたが、一番好きなピンクのレース帯にしました。Berry工房さん▼の木綿の名古屋帯です。
手先が長くて困っていたのですが、花邑の帯読本を読んで、私のウエストサイズに合わせて短くしてみました。
おかげで締めるのが楽になりました。
帯揚げと帯締めは、選んでいる時間がなくてテキトーにしてしまったので、ちょっと悔やまれます。
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