わざわざ東京から出かけて、もの好きと思われるかもしれませんが、広島に住む着物好きのみなさんたちの熱意を少しでも応援できたらと思い、毎回、顔を出させてもらっています。
ギャラリーに入ると、おなじみの「梅屋」さん▼の着物を着たトルソーがお出迎え。
会場の全体の雰囲気はこんな感じ。
ペタコさんの新作の可愛い日傘や、キンゾウ商店のレース半襟、funny COCOさんのアクセサリー、気仙沼のたかはしさんの着物下着、梅屋さんの半襟や帯揚げなどが目につきました。
ここで販売されている商品は、もちろん東京でのイベントやネットで購入できるものもたくさんありますが、旅先で見るとまた違った感覚がありますね。
藤岡組紐▼の若旦那ともお話させていただきましたが、ここは三重県の伊賀にあるお店だということを初めて知りました。京都のお店だと思い込んでいました。
昔は日本刀に付けていた飾りなどが、帯締め用になったそうです。
現在は、携帯ストラップや、変わった素材を使った帯締めなども作られていました。
この能にちなんで、赤または梅柄の着物や帯を身に着けて参加した人には、ラッキーなサービスが受けられるというのです。
それで私も赤い梅柄の帯を締めて参加しました。
たんすやさんのセールで550円で買った帯▼です。
他にも毎回行われている帯結びやつまみ細工のワークショップがあったり、月刊着物冊子「アレコレ」▼編集長のトークもありました。
私は東京では手に入らない小物をお土産にすることにしました。
それはこのイベントの主催者でもある「すたぢおM」さん▼お手製の帯留です。
小さなサンゴと、キラキラ光るスワロフスキーがきれいにまとめられています。
写真よりも朱色に近いきれいな帯留です。
もう一種類の梅の花の帯留にしようかと迷ったのですが、こちらのほうが季節を問わずに使えそうなので、サンゴにしました。
Mさんが、お忙しいお仕事の合間にコツコツと作られたと思うと、大事にしたいという気持ちが湧いてきます。
また今回は、地元のお店のサービスが受けられるという特典もありました。
「久保田」というお酒やさんではお酒の試飲ができました。
デミタスカップのような器で、好きなお酒を1回だけ無料で試飲できるのでした。
賀茂鶴は、私にはちょっとさっぱりし過ぎた感じでしたので、お店の人に相談して竹原の「若竹のごとく」というお酒を選んでもらって、お土産にしました。帰宅後に飲みましたが、こっくりとした味がおいしかったです。
また「おひさま工房」という手作りパンやさんでは、カンパーニュを一切れプレゼントされました。
広島の着物好きのみなさんの熱意と努力に感謝しないといけないですね。
近くのお店を廻った後は、ぎゃらりー宮郷に戻って、お抹茶ともみじまんじゅうのセットをいただきました。
イベントは本日、3月10日まで開催中です。
(この項、続きます)
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