2015年3月2日月曜日

大江戸線に乗って 1 ~神楽坂~

先日は大江戸線を利用して、お出かけしてきました。

最初は「牛込神楽坂」で下車しました。
神楽坂へ行くには、JRの飯田橋から歩いてもよいのですが、今回は大江戸線で行きました。

神楽坂の坂を上って、ちょっと行ったところにあるギャラリー「フラスコ」で、きくちいまさんと米沢の着物屋さん「季織苑工房」さん▼がコラボをした「いまのいろ」▼発表展示会がありました。


きくちいまさんは、イラストレーター兼コラムニストの方ですが、着物の愛好者として有名な方で、着物の本もたくさん出していらっしゃる方です。
そのきくちさんが 「お守りのような着物」を作りたいというお気持ちで、山形県の着物屋さんと協力して、新しい着物を作られました。
「魔除け」になる着物なんて、いいですね。

どれもとてもきれいな色のものばかりでした。

私が一番気に入ったのは、こちらの真綿紬。
4色あって、ミモザ色、青磁色、薄い水色、濃い藍色でした。
私は真ん中の青磁色の反物が一番好きでした。


こちらは鮮やかな色の透ける反物。
ショッキングピンク、コバルトブルー、そして黒の三色が揃っていました。
写真だとその鮮やかさがうまく伝わらないのが残念です。


格子の反物。
素朴な感じがいいですね。


虹のような色の反物。
帯ももちろん、オリジナルです。


どれも、柔らかな色が最適でした。

他にも裂織の帯や、半巾帯もありました。

きくちさんとは、去年、結城のコンテストの時にお会いして▼、お話させていただきました。
今回は、米沢の町のこと、山形のことなど聞かせていただきました。


きくちさんがお召になっているのは、今回、発表されたグレイのお召。
ヘリンボーンのような模様で、スーツのような感覚でした。
帯は風に揺らぐポピーだそうで、色変わりもありました。

私の着物は、先週、たんすやさんのセールで買った550円の紬▼

米沢というところは、日本最北端の織の産地だそうです。
冬は雪が積もり、夏は結構暑いところなのだとか。

「米沢紬」という言葉はよく聞いていましたが、実際にどのようなものがあるのかよく分からなかったのですが、季織苑工房の粟野さんによると、「どんなものでも作れる」というのが答えなのだそうです。それぞれが得意な分野を持っている織物屋さんが、米沢には数多くあるそうです。

会場では米沢の地図入り冊子や、郷土のお菓子もいただいてきました。

私もいちどは米沢に行ってみたいと思いました。

この後は、また大江戸線に乗って、新宿の中井まで足を延ばしました。

(この項、続きます)






2 件のコメント:

  1. カンカン3/02/2015

    以前、写真のような格子柄の米沢織りの
    ワンピースを買ったことがあり、
    お気に入りです。山形の織物は洋服にも
    よく使われていて伊勢丹によくでていて
    尋ねると山形のいう答えが帰ってきました。
    山形県はユニークな産業の発展をしている地域だと何となく思っています。
    物作りのセンスがいいというか・・

    私は昨日渋谷西武で開催最終日の
    写真展”Advanced Style" という元気の出る展覧会を見に行っていました。
    中井の町おこしのイベントも気には
    なっていたのですが・・時間が取れませんでした。

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  2. 山形産の洋服もあるのですね。
    きっと肌触りが良くて、着やすいでしょうね。
    米沢は上杉藩の城下町だったということが、町の性格に影響しているのかもしれませんね。
    私は東北地方はよく知らないのですが、米沢には行ってみたいと思いました。

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