私が教えていただいている先生のところでは、毎年、1年に2回、春と秋におさらい会を開いているのですが、今回が10年目で20回目になるそうです。
私はそのうちの半分くらいから、参加させていただいています。
大きな会のおさらい会だと、普通は私のような初心者は1曲くらしか披露しないのですが、この会はメンバーが少ないので、初心者でも数曲、弾かせていただいています。
下手でも、先生のリードでみなさんと合奏するのは、楽しいですね。
メンバーの他の皆さんは、半世紀以上も習っている方や、踊りの世界で長唄をよく知っていらっしゃる方などばかりなので、私のように還暦を過ぎてから三味線を弾き始めたものにとっては、お稽古をしっかりしないと、ついていけません。
今回は、お客様とのお楽しみとして、「青い山脈」や「東京ラプソティ」まで弾いてしまいました。
三味線に合わせて、お客様も合唱されていました。
知らない間に写真を写していただきました。
こちらは着物仲間のUさんからいただいた写真です。
ちょいと恥ずかしいのですが、こんな表情で演奏していました。
顔が引きつっていますね。
こちらは手元だけを写していただいた写真です。
うたどんさん▼が写してくださいました。
こういう写真はめったにないので、嬉しいですね。
うたどんさんは、刺繍がとてもお上手な方なのですが、こんなに可愛らしいお手製の帯留をいただきました。聞きにきていただくだけでありがたいのに、プレゼントまでいただいて、お礼の言葉もありません。
着物友達も演奏を聞きに来てくださいました。
やはり着物のお客様がいると、会場の雰囲気もいいですね。
Yさんからは三味線用の収納袋をいただいて、感激しました。
打ち上げはいつもの通り、天ぷら屋さんでした。
ビールがおいしかったです。
次の曲は「鷺娘」という曲に決まりました。
すごく難しそうな曲です。
先生がおっしゃるには、「曲自体がすごくうまくできているので、どんな人が弾いても上手に聞こえる曲」なんだとか?
そんなこと言われるとプレッシャーですね。
3月末はお花見のお誘いや、楽しそうな着物のイベントなども目白押しでしたが、今回はぐっとこらえて、家に引きこもってお稽古をしていました。
他の方の足を引っ張らないように、テンポを合わせることに気を付けて演奏しました。
今はお休みをされている姉弟子さんから「上達したわね」と言われたのが、一番うれしかったですね。
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この日の装い。
大人ピンクの着物が欲しくて、たまたま着物屋さんで大島紬の反物を見つけました。
とてもきれいな色で、手触りも良かったので、パッと見て気にいりました。
ピンクと薄紫の大きなストライプなのですが、薄紫の方を衿の部分にしてもらいました。
ちょうどおさらい会の前日に仕立て上がってきました。
「梅の栄」という曲をメインで弾いたのですが、今の季節に梅の模様の着物や帯はちょっと季節はずれなので、ピンクの着物なら曲のイメージと合うのでは、と思って着てみました。
帯は「梅の栄」に合わせて、「梅屋」さんというお店で買ったものです。
帯締めは定価で買えば2万円くらいしそうな、冠紐。
その新品を、大和の骨董市で2500円で買いました。
これは本当にお得でした。他の色も買えば良かったと思ったくらいです。
裏表の白とピンクの二色が使えるようになっているので、今回はおめでたく、ピンクの面を使用しました。
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