ふだん、着物を着るときは、前日に、翌日着る予定の着物と帯とりあえず出しておきます。
(たまに急に帯を変えることもあります。)
そして当日は、10分から15分で着替えるのですが、何回やり直してもどうしても気に入らなくて、鏡の前であれこれ悩んでしまうことがあるのです。
この日もそうでした。
とりあえずなんとか着て写真を撮りましたが、気にいらないので、顔つきからして怖い顔していますね。
私が気に入らないと思うのは、だいたいが以下のような3つの理由の時です。
1.半衿の打ち合わせが気に入らない。
これは着て早いうちに直しておかないと、後から直してもうまく行きません。
衿が浮いてしまったり、左右の衿の出方が違ってしまったり。
これはほんとに嫌ですね。
2.その次は着物の丈が長すぎたり、短かすぎたり。
特に短くなってしまったときは、腰ひもからやり直さないとダメですね。
これを面倒だからと言ってそのままにして出かけると、お店のガラスに写った我が姿を見て、がっくりすることがあります。
3.そして最後に、帯締めの色がなんだかマッチしない時。
これは比較的簡単に変えられるので、あまり時間は取らないのですが、帯留めの金具の幅と帯締めの幅があわずにイライラすることもあります。
今回は半襟が詰まりすぎていたのと、帯が長すぎてお太鼓がピシッと決まらず、おまけに帯揚げ、帯締めの色も気に入らなかった、という三重苦でした。
それであれこれ直したり変えたりしているうちに、予定していた電車の時刻が過ぎてしまい、仕方なく、その日のスケジュールを変更することになりました。
こちらは半襟をゆったりと出して、帯揚げを青い色に変えて、帯締めもベージュに変えた後の写真です。
まぁ、納得がいったので、顔つきも少しは落ち着いてきたかな。
ちなみにこの着物は、2014年9月に、すみれ堂さんのフリマ▼で買ったもの。
雪輪の着物が欲しかったので、見つけたときは大喜びでした。
でも、裄と身丈はぴったりだったのですが、実はすごく身幅が広かったのです。
それでお直し教室で両サイドで4センチ狭くした着物▼です。
帯は、だいぶ前に、有楽町の骨董市で買った木綿の更紗模様。
これも長さが長すぎるので、そのうちに短くしようと思っているところです。
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