2015年10月19日月曜日

着物を羽織に作り替え

先日、秩父に出かけたときに着て行った足利銘仙の着物▼ですが、おばあさんがふだん着として着るのは、さすがにちょっと派手すぎます。


それで、羽織に作り直そうと思い、立川のお直し教室に持参しました。
いつものようにお人形さんがお出迎え。


先生に相談したところ、いろいろな直し方はあるけれど、一番簡単で手のかからない方法にしましょうと、直し方を教えて下さいました。
つまり、普通の羽織は脇に布が足してあるのですが、それを足さずに、単純に裾の長さを短くして、衿をまっすぐに付け替えるようにすることになりました。
正式な羽織というよりも、気軽なポンチョのような感じになりそうです。

そのためには、おくみと衿をはぎ取ることから始めました。


作業をしていると、裾の方にはこんなふうに綿が入っていることが分かりました。
昔の着物にはこのようなやり方が多いそうです。


私は衿を外すのは初めてでしたが、肩のところに切り込みがあるのが分かりました。
着物の構造が少しは見えてきた感じです。

この日はシコシコと布を外す作業を続けました。

私以外には、お孫さんの七五三衣装に肩上げを縫っている方、素敵な袷着物を縫っている方、帯を作っている方などが参加されていました。

こちらは先生の後姿。
季節の菊の帯がすてきですね。


こちらの方は、自作の銘仙の帯をしめていらっしゃいました。
大胆なデザインをうまく利用されていて、とてもお似合いでした。


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この日の装い。

大和骨董市で千円で買った青い紬。
暑いので、まだ単衣です。


小菊模様の帯は、味スタで開かれた骨董市で買った千円の帯。
昭和の帯なので、私には長さがちょうどよくて助かります。

hanamameさんの帯留も良く合っていました。



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